そうです、私は雨男です。
子どもの頃から、
何かにつけて雨が僕を追っているような感覚になることがありまして。
「気のせいでしょ」
まあそう思えば、そういうあっけらかんとした感性で雨男とか晴男とか
気にしない人生もアリでしょう。
でも、僕には気のせいでは済まない心根で
雨と仕方なく付き合っていくことをなんとなく決めていったように思う。
僕の場合、
大事なイベントごとに限って雨が降る
…ということではなく、
出かけようと家を出て程なくしてポツポツときて、
そこから更に経過するともう本降り。
すっかりシャワー後みたいな濡れ具合。
そして屋根のある場所に退避成功すると、
嘘のように雨はやんだり弱まる。
こんなことが一度や二度の話ではない。
いや、みなさんも何度もそんな経験はあると思う。
でもそこで雨男や雨女を認めるかどうかは本人次第なのかもしれない。
僕は、雨男を認めました。
今はもう完全に雨男として生きています。
でも、雨男は開運の傾向のような内容を聞いてから、
胸を張っている。
本当にそうかどうかは別として、
考え方として悪くないなと。
「みずいろの雨」八神純子(1978年発売)
作詞・三浦徳子/作曲・八神純子
(オリコン最高2位/売上58.8万枚)
「雨女」で思い浮かんだのが、八神純子さん。
ちなみに「雨の日のひとりごと」という曲はご自身が初めて書いた曲なのだそう。
そして「みずいろの雨」は最大のヒット。
いや、そういうことではなく、
ご本人が「私は雨女です」ととある番組で言っていたのを記憶している。
調べたら何かの記事でも認めている内容を確認することができた。
八神さんも、こうやって胸を張って「雨女」を自称しているのだから、
さかいも「雨男」として胸を張って生きていこうと思った。
そしてまた突然の雨に濡れて帰る。