先日、若者世代がLINEなどで文末に句点が付くことに
「怖い」と感じる「マルハラスメント」(マルハラ)なるものが
話題になってる件を書きました。
結構多くの方が反応しているようで、
著名人も思いをそれぞれ書いていますね。
その中で、俵万智さんの短歌が秀逸で
思わず唸ってしまったので、ぜひご紹介させていただきたく。
俵さんは、
「句点を打つのも、おばさん構文と聞いて…この一首をそっと置いておきますね~」
と前置きしてから、
「優しさにひとつ気がつく ×でなく〇で必ず終わる日本語」
と、短歌をアップした。
(記事より引用)
僕は前回、読み手の意識が投影されやすいと書きましたが、
書き手が「怒ってる気持ちで書いていない」「あえて気持ちを添えるなら優しさがあるんですよ」
ということを思えば、何も怖くもない。
ほとんど誰も「。」に意識は向けていないし、考え過ぎって思うんですよね。
結構「おじさん構文」「おばさん構文」って見下されてるって意見もあるけど、
でも中高年だって「若者言葉は意味がわからん」って言うし、
あれは若い世代もあまりいい気分はしていないのかなとも思った。
言葉って変化のあるものだし、
ルールはあれど自由で柔軟性のあるものだし、
遊びができるものだから、
やり取りでお互いに思いやりがあれば何も怖くないし怒る必要もないのになって。
人ってわからないものに対して、
ネガティブな発想を抱きがちだから、
こういう話題も出てくるように思いました。
もう少し「優しさで溢れている」って目線で見つめてみると
世界観は変わると感じました。