『J-DIGS』
日本コロムビアの膨大なアーカイヴを中心に日本に眠っている良質な音楽を発掘し、
世界に紹介するプロジェクト。
(日本コロムビア サイトより引用)
このプロジェクトによるイベント「昭和歌謡VDJ NIGHT」というのが
1/19新宿歌舞伎町タワー内カブキhallで行われるとのこと。
(VDJ…VideoDJ。音と映像をシンクロさせたもの)
J-POPも懐メロもプレイするという、
DJデューク・トモノ氏がセットを披露するという。
その第1弾が、河合奈保子さん。
河合奈保子さんと言ったら、
松田聖子・田原俊彦・岩崎良美・三原順子など
多くの人気アイドルがデビューした1980年デビュー。
以後、笑顔とハキハキした受け答えと礼儀正しさで、
まさに「ほほえみさわやかカナリー・ガール」という
キャッチフレーズの通りで、大変人気がありました。
ただ、彼女は「アイドル」という枠で収めるには足らない。
1983年「エスカレーション」あたりから一気に歌唱力に磨きがかかり、
1986年「ハーフムーン・セレナーデ」では自身で作曲を行い、
更にはピアノ弾き語りで歌唱披露。
シンガー、アーティストですね。
「エスカレーション」
オリコン最高3位/売上34.9万枚
(作詞・売野雅勇/作曲・筒美京平)
シングル最大のヒット。
「ハーフムーン・セレナーデ」
オリコン最高6位/売上8.4万枚
(作詞・吉元由美/作曲・河合奈保子)
アジアでもカヴァーされたり演奏される程人気が高い曲のようです。
華麗なる経歴をお持ちの方なので、
このようなイベントの第1弾として取り上げられるというのも
非常に頷けます。
現在、表舞台に積極的には登場しないだけに、
このようなイベントで出逢えるなら嬉しい限りです。
全然関係のない話をひとつ。
17歳の頃、役者の勉強がしたいと思い
某児童劇団のオーディションを受けました。
アピールタイムで、
個性を出すのに何をしようかと思い、
昔の曲が好きな人だというのをわかってもらおうとして、
「エスカレーション」をアカペラ披露しました(笑)。
内容はどうあれ、合格いただきました。
当時この曲を知ったばかりで、いつも聴いてて好きだったもので…。
昭和の名曲に新しい風が吹き込まれるのは、
新鮮で良いですね。