「ミカンが実る頃」

(1973年発売/オリコン最高25位)

作詞・山上路夫/作曲・平尾昌晃

 

まさに透き通るような歌声で、

高音の綺麗に響く声が魅力的で、

ヒットした曲。

 

YouTubeで偶然に出逢った藍美代子さんのカヴァー。

 

1969年発売の「悲しみは駆け足でやってくる」(アン真理子)。

これって作詞もご本人なんですね。

アン真理子さんのオリジナルは、

割と淡々とした印象で始めるので、

 

♪明日という字は 明るい日と書くのね

 

この1フレーズから、「今はこんなだけど、きっと希望が見えるはず」

なんて、静かにその時を思っている姿が見えてくるし、

この時代特有の暗さもあって、昭和の名曲をたずねるときに感じる

ゾクゾクっとした感じがあって、とても良い味が出ております。

 

ご本人のYouTubeの説明欄にありましたが、

1973年発売のカヴァーアルバム「私の四季」に収録されたのだそう。

 

アン真理子さんとは味わいが異なる、

若さ強さを感じながら、まっすぐに希望に向けて進んでいこうとする、

重すぎない印象がサラッと聴けました。

「同じ曲でもこんなにガラッと変わるものなんだな」

「でも、どちらも説得力があって、どちらも良いな」

やはり、プロの表現力ってすごいんですね。

 

失礼ながらコメントを残したのですが、

なんと!

ご本人よりコメントのお返事をいただきました。

なんとありがたい。恐縮です…

 

そして、藍美代子さんはアメブロ仲間でございました。

(いや、勝手に仲間にしちゃダメ…)

 

これからもっといろんな歌聴いてみようかと思います。