1980年発売。
オリコン最高44位/売上3.7万枚
桜田淳子さんの「美しい夏」という曲。
歌手としては後期の曲で、
正直ヒットしたとは言い難いかも知れませんが。
この年の「紅白」でも唄っていました。
思い出に浸っていると、
時折この曲が思い出されるんです。
当時「夜のヒットスタジオ」に出演していた時に
紹介されていましたが、
同じく花の中3トリオとして活躍した
山口百恵さんがご結婚が近いこともあり、
桜田さん自身がノートに思いを綴っていたそうです。
それを元に、康珍化さんが作詞を手掛けたのがこの曲。
歌詞を見ると
「涼しい目をしたあの人は 結婚しますとだけ告げて 遠くへ離れてく」
きっとあの人とは…そういうことなのでしょう。
自分勝手なもので、
今、目の前にある楽しい出来事に夢中な頃というのは、
自分の人生に関わってきた人たちには目もくれないんですよね。
だからこそ前進はできるものなんですけど。
部屋の整理なんぞすると、
駆け抜けて落として忘れていた記憶が
そこに蘇ってくるんですよね。
そういう時「みんなどうしてるかな」と考えて、
自分を見つめて「どうにもなってないな」と考えてしまうことも。
「会えなくなって何年ですか 私の名前を覚えてますか」
思い出として昇華された記憶はキラキラとしているものですね。