このところ、悲しいお別れが多いと感じていて、
でも他にもそう思っている方は少なくないようです。
作詞家・三浦徳子(みうら・よしこ)さん。
僕が昭和の中でも最も愛する70・80年代を中心に活躍されていて、
曲を漁っていけば、多く出逢うお名前でした。
「みずいろの雨」は昔から好きで、八神純子さんのパワフルな歌声に
マッチした歌詞は多くの人が好きになりました。
僕は「想い出のスクリーン」も好きで、よく聴いています。
松田聖子さんのデビューからしばらくは三浦さんの作品でしたし、
「夏色のナンシー」(早見優)、「モニカ」(吉川晃司)、「嵐の素顔」(工藤静香)、
トシちゃんも明菜もキョンキョン、堀ちえみさん、柏原芳恵さん等
多くのアイドルの楽曲を手掛けていました。
後、海外で日本のシティ・ポップがヒットしている中で、
最も人気の高い、松原みきさんの「真夜中のドア」も三浦さんの作品。
あと個人的に石野真子さんの「フォギー・レイン」が好きです。
これは「恋のハッピー・デート」(ノーランスのカヴァー)と両A面でしたが、
ただTVでは「恋の~」が唄われていたので、ご存じのない方も多いかもしれません。
でも、僕は「フォギー・レイン」の方が切なさもあり好きです。
調べてみると、あれもこれも…と、どんどん三浦さんの作品が出てきます。
ポップスに詞で多くの彩りを添えた三浦さんの作品。
歌手だけでなく、作り手の方の悲報までも…何度も何度も悲しい思いで溢れています。
ご冥福をお祈りします。