最近すごいなーと感じた記事。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASMDG748JMDGULZL001.html%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAdTXlsWZ6rvu3AE%253D
小学生の頃からダンゴムシの観察を始め、ある日、
ダンゴムシの入ったケースの中にはカビが生えないことを発見する。
そこからその原因を解明し、
ダンゴムシのフンの中には希少な(と考えられてきた)微生物がいることを発見したという。
それは学会を驚かす発見だったというわけだ。
そんな素晴らしい微生物がとても身近な世界に潜んでいたわけだ。
簡単に飼えるダンゴムシだけに、今後、
間違いなく応用されることになるのだろう。
ここで大切なことは、「発見」とは、
何か特別な機器や手法によるのだはないということだ。
いや、それが希少な微生物であるということは、
専門的にDNAの鑑定を待たなければならなかったわけだが、
そこに「何かが潜んでいる」ということを、
彼はナメクジの入ったケースとの比較、
さらにはその特定のために、
ダンゴムシのケースの中から要因として考えられるものを排除していく中で解明していったわけだ。
実際のところ、彼のしたことは、
1)比較し
2)要因として考えられるものを排除する
という手続きだけだ。
だけどこの2つだけで、大人でも見出せなかった発見を成し遂げたわけだ。
実際のところは、微生物学のノーベル賞級の発見も、
この2つの手続きによって行われてきたものだ。
DNAの構造の解明でさえがそうだ。
でも、ちと考えてみよう。
小さい頃、公園や野原で遊んだことのある人なら、
「ダンゴムシのいる石の裏はカビがなくとてもきれい」
ということを経験的に知っているはずだ。
きれいだからそこにダンゴムシがいる、
と考えるのか、それともダンゴムシがいるからそこがきれいと見出すのか・・。
物の見方を変えることができれば、この少年の発見は、
もしかしたら誰もが見つけられた物であるのかもしれないわけだ。
もしかしたらそれが出来るのは本当の天才だけなのかもしれないが、
誰もがこの少年の辿った筋道で、
明確な結論に至る手段は得られるのだ。
比較すること、そして要因を排除すること。
この手続きによって見出せるものは、
他の分野でも沢山あるはずのものだ。