クリスチャンには自由が与えられてあるが、
同時に御言葉による支配統治というものが、信仰生活の上では欠かせない。

 この矛盾をどう受け止めるべきか、
ということは信仰生活において大変重要なことだ。

 文学における紋切り型とは、
結局のところ歴史から言えば、聖書における神の言葉以外の、
何物でもない。
文学をはじめとして芸術は、
表現し得ないかに思えるものを、
いかに表現に落とし込むかということに常に取り組んできた。
そこで究極的な紋切り型である聖書とも取り組んできた。

 紋切り型である神の言葉を受け入れること。
それが大事だが、それをいかに心から同意して飲み込むか、
ということが大切なのだ。そのために表現者は苦闘する。
その中で、紋切り型である神の言葉を受け入れていく。
それがクリスチャンの日々の御言葉との格闘なのだと思う。