10月8日に処方していただいたマラリアの予防薬、メフロキン。事前訓練の講座でも、処方していただいた病院でも、副作用について怖い話を聞かされました。
約30%の人が何らかの副作用を自覚。副作用は、吐き気、めまい、頭痛に加えて、悪夢を見るとか、鬱になりやすくなるとか、鬱っ気のある人は再発しやすくなるとか…実際処方の際にも鬱の気がないか確認されました。
しかも副作用が出るとされる期間が長い…4週間(!)は車の運転や危険を伴う作業、アルコールやグレープフルーツ(←効果が下がるらしい)を避けましょう、とのこと。それは無理と言ったら、少しお酒を飲むくらいなら影響はないと言われましたが(笑)
もともと薬嫌いなのに、こんなことを言われたら余計に飲みたくなくなります。でも協力隊員としての派遣先ウガンダは、マラリア流行地。飲まざるを得ません。
向こうに行ってから副作用に悩まされるくらいなら日本にいるうちに体験しておこうと思い、勇気を出して病院へ。JICAが渡航前の予防薬購入の費用を補助してくれるというので、その制度を利用してメフロキンを手に入れました。
10月8日19時頃、初めての内服。何が起こるのか…
30分くらいして、ごく軽いめまいと動悸、発熱(すこーしだけ)を感じましたが、激しい副作用はなし。少し安心しましたが、まだ気は抜けません。「悪夢」という副作用が待っているかも…とおびえながら布団に入ります。
翌朝…
すっきりとした目覚め(笑)
内服翌日には運動入浴飲酒とやってみましたが、全く何も起こりませんでした。ちょっと拍子抜け(笑) まだまだ経過観察中ですが、内服後48時間たった今でも特におかしなところはありません。よかったー。。。
マラリア流行地域へ派遣の皆さん、メフロキンの副作用、脅されていたほどではなさそうです!たまたま僕が30%に入らなかっただけかもしれませんが。
どうしてもメフロキンが合わないときには、マラロンという別のお薬もあります。こちらは毎日飲まないといけないし高価だけど(一錠500円越え!)、副作用はほぼないとのこと。JICAに確認したところ、基本はメフロキンを支給するけど、合わなかった場合にはマラロンも検討してくれるとのことでした。
社会科教員としては副作用も病気も最高の教材になるんだけど、死んだら元も子もないのでちゃんと予防に努めます。また副作用が出たら報告します(笑)