コロナ禍ヒマだから【世界一周】の旅をしてみた 

足かけ約10年、世界63の国と地域を渡航。

コロナ禍で渡航できなくなった今、201X年と想定し、今まで渡航した国・地域を結び「世界一周」をしてみました。

※1 記事の情報は2016-20年の、コロナ禍前ものでございます。

※2 移動手段等もコロナ禍前のものでございます。

※3 基本実際に移動したルートで構成されていますが、一部ルートをつなぐために実際に使用していない移動手段も含まれています。

201X年6月16日(水)4カ国目【香港】

 

201X年6月16日、世界一周16日目。

 

早朝、西安咸陽国際空港(XIY)から、中国東方航空(MU)にて上海浦東(プドン)国際空港(PVG) を経由し、昼過ぎには香港国際空港(HKG)に向かった。

 

もし遅延なく到着出来たら、翌日のマニラ行きのAIRを(空席で適切な値段なら)押さえよう。

もし遅延したなら、それはそれで考えよう。

 

遅延することなく香港国際空港に到着し、入国審査も特に外国人レーンでは並ぶこともなく、ノースタンプ(香港はパスポートにスタンプは押されない)でスムーズにゲートと出ることが出来た。

 

長かった「中国」からようやく脱出でき、微妙な立ち位置だが「香港」へと他の「国(地域)」に移動することができた。久々にGoogleなどのアプリを開き、次の行く予定のマニラ行きのAIRを押さえることにした。

 

時間は中途半端だが、「香港」はこれっていう見所もなく、贅沢なStayをするつもりもないので、散歩がてら「香港島」を拝みに行くだけで十分だと思い、「香港名物」の二階建ての「バス」に乗り、九龍半島の先っぽの「尖沙咀(チムシャツォイ)」駅に向かった。

 

そのまま「バス」でトンネルを通って「香港島」に行けるのであるが、せっかくなので「香港名物」のフェリーに乗って「香港島」に渡り、「香港島」の高級感を味わったあと、再び「九龍半島」に戻った。

 

 

 

再び「九龍半島」に戻り、空港からのバスの中で急遽予約した「宿」がある、九龍半島の先っぽの「尖沙咀」と「油麻地」の間にある「佐敦」駅近くの雑多ビルに向かった。ビルの中はすべてがカオス状態であり、かの有名な「深夜特急」に登場する「黄金宮殿」をまさしく彷彿させるようなものであった。

 

本日の「宿」が入っている雑多ビル

 

 

ビルの入り口で小さな「表札」を確認し、そのフロアがある「階」までいつ止まってもおかしくないエレベーターに乗り込み、「宿」の入り口に向かった。

簡単な手続きと料金を支払い、ドミトリー(相部屋)のベットに案内された。

 

4段ベットの3段目。

 

今までさまざまな国で、普通にドミ部屋に泊まってきたが、さすがに4段ベットは初めてである。

仮に天井の高さを2.20-2.40Mだとすると、一段あたりの約60㎝である。が、まあ「九龍カオス」を体感するにはそれはそれでいいだろう。

 

1泊だけの宿泊だけなので、そんなことを言えたのである。

 

 

九龍側の「尖沙咀(チムシャツォイ)」から香港島へ向かうフェリー。

 

向かいの「香港島」の近代的大ビル群。

「尖沙咀」のフェリー乗り場近くにある旧九龍鉄道駅のシンボルであった「前九廣鐵路鐘楼」。

 

旧英国植民地時代の面影を残す香港島「中環」の奥まったエリア。

 

香港島・皇后像広場の隣接する「終審法院大楼」。歴史的建造物はこれぐらいしかない香港。

 

 

【もうちょい 香港】

小生が最後に「香港」に渡航したのが2019年の5月である。

その翌月の2019年6月12日に「香港逃亡犯条例改正案」反対の大規模デモが起こり、現在の香港情勢に至るのである。

渡航の際、主張を訴えかける〝ビラ〟などは歩道橋や街の壁などに貼られてはいたが、「大規模デモ」が起こる予兆は全く感じられなかった。

もちろんGoogleもFacebookも可能で、あの「香港」を〝最後に見た〟ということになるのであろうか。

 

 

 

 

※本記事は2021年以前の情報です。ご旅行の際は必ず最新情報をご確認ください。

 

【追記】Photo等は2019年に中華人民共和国香港特別行政区に渡航した際のものです。