我が家に共にした猫ともお別れの時がきました。
猫の製作にあたり、今回、下記を取り入れてみました。
1. ジェッソで下地を作る
2. 白の挑戦
まず、ジェッソで下地を塗ることですが、
油絵では、定番でやられている方も多いと思います。
製作時間短縮のために、ジェッソを使ってみました。
予想通り、油彩より、圧倒的に乾きがよかったですが、
しっかり乾かさないと、油絵の具を重ねた時、割れたりするかも
と心配になったので、２週間ぐらい乾かしました。
（冬でもあったので）
乾燥時間などは、まだまだ、研究の余地がありそうです。
次に白の挑戦ですが、白はただ塗ると、
ぼやけたり、単調になりやすいです。
単調にならないように今回は、２種類の白を使いました。
ピンクベージュ
アイボリーホワイト
さらに、少し色を加えて、少しずつ変化を加えました。
白も重ねていくと面白いですね。
我が家で約５ヶ月近く共にした猫ですが、
その間、いろいろと勉強させていただきました。
最初、猫の顔を強調したかったので、
顔を大きくした構図をとっていましたが、
キャンパスに起こしてみると、
顔が巨大になって化け猫みたいになり、
猫の呪いを払うかのように慌てて修正。
エスキースで良くてもキャンパスの大きさを意識しておかないと
全然イメージと違うものができてしまう。
やはり構図は大切ですね。
今回も、多くの学びと気づきがありました。
本当は４月の展示会で披露する予定だったんですがね。
皆様の前でお披露目は叶いませんでしたが
また、次の作品を描いていこうと思います。