ゴルフフェアでデビッド レッドベター氏と再会しました。
レッドベター氏はボクの師にあたる人なのです。
あまり沢山は話せなかったけれど色々と思うことがありました。
彼への憧れや尊敬心、また近づきたいという想いが
これまでのボクを走らせてくれていたことを思い出しました。
多分この人と出会わなかったら今のボクは絶対にいないです。
最近のボクが忘れかけていた色んな事がビビッ!と
電気の様に体の中を走りました。
だからそれを忘れないように書き留めます。
(自慢ではないです-N.Gさんへ)
ボクがゴルフを始めたのは19歳の1990年。
その当時はニック ファルドの全盛期。
レッドベターはファルドだけでなく、アーニー エルスやニック プライスなどの
メジャーチャンピオンのコーチとして世界一注目されるコーチでした。
当然、スターに憧れるのが一般人でボクもファルドが大好きでした。
ファルドのスイングをマネしたくて必然的にレッドベターの著書
「アスレチックスイング」を購入して熟読していました。
だからレッドベターも本当に憧れの人だったのです。
そんな憧れの人の下で働けるチャンスが巡って来たのは、
ゴルフを辞めようと思い悩んでいる時期でした。
オーストラリア留学時代の友人である高山さんが
レッドベターアカデミーに通訳として入社することとなり、
コーチ募集の知らせをボクにくれたのです。
その時の気持ちは・・・
「もうゴルフから足を洗いたい。
しかもコーチ業は絶対にやりたくない。
だって、負けた人達のする仕事だから。
でも、半年も鬱病状態で将来の仕事について答えがでないのだから、
憧れの人の近くで2年ぐらい人生勉強という寄り道をしてみようか?」
というものでした。
続く。