「観光」の語源には諸説ありますが、古代中国の「易経」の中に「国の光を観る」とあります。
この場合、国とは「その地域」、光とは「その地域に住む人々が歴史や文化に誇りを持ち、経済が発展し、生き生きと暮らしている」ということで、他所から来た人がそういう光を観に来るということが観光の語源と言われています。すなわち観光を推進するということは、その光り輝く街を造るということで、そうすればお客様がお見えになるということです。
こう話すのは、西文雄さん。三国町の方で、あわら市観光協会の事務局長をされています。
そして、西さんが昨年仕掛けられたのがこのイベント。
少子高齢化、長引く不況、、、
暗いニュースが多いですが、この“オンパク”が“国の光(地域の活力)”になると注目されています。
オンパクの中身はというと・・・
プログラムと呼ばれる小さな体験交流型イベントを沢山集めて短い期間に開催する、というもの。
地元を元気にしたい!という仲間が集まって、あわら・三国地区では、歴史、文化、食、自然や温泉という資源を活かした多彩な体験プログラム(昨年は26個)を集約し、約1ケ月間にわたり実施され、たくさんのお客様が参加されました。
「地域の人たちが参加し、盛り上げる。」「たくさんのお店が集まって、1日じゃ回りきれない。」
先日書いた“三国祭り”と通ずるところがあるように思います。
地域の魅力を、その地域の人が表現し、発信する。
観光のテーマパークのようなイメージでしょうか。
今年からは、あわら・三国オンパクは“うららん”という愛称がついて、さらにパワーアップしたようです!
夏うららん・秋うららんの年2回開催。
毎週夜遅くまで実行委員の方々が会議をされています。
もし興味を持たれた方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
p.s.音楽のテーマパーク、“ラ・フォル・ジュルネ”のご紹介を先日いたしました。
温泉泊覧会ならぬ、音楽拍覧会(オンパク♪)が開きたいなぁと夢膨らむ今日この頃です。
