昨日は年に何回も無い生命感溢れる木崎湖でしたよ | BOO.店長BLOG (ぶ~てんブログ)

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さてさて6月26日の木崎湖状況報告です。
白樺湖行ったり希望湖行ってましたので、三週間ぶりの木崎湖でした。
午前中はとにかく状況を把握したいので、テキパキとエリアを回りたかったのですが、ノリコさんが今回使ってるOSPのオーバーリアルへのチェイスがなかなかのもので、エリア開拓が全く進まない(笑)
でもチェイスのみで寸前で見切るというか、表層を割らない様子なので、ソアリン虫を通すもこれまたもうチェイスを繰り返すのだけど、今度はフォールさせるとこれまた見切ると…
これダメだなという事で、今度はこちらから見切ってやってどんどん北から南へ移動。
ベイトやスモール軍団は既に水通しの良いエリアに集結している状況で、たまにボイルしたりして、雰囲気在庫の状況が木崎湖滞在中常に起きてましたよ。
特に3時過ぎ一旦30分ほど風が止まったタイミングで、フラットにスモール大集結していて、水深浅いエリアでフィーディングしっぱなしでガバガバやってる光景はちょっと感動モノですぞ!
ただそうしたボイル打ちに、今回バチっとハマるルアーを持ってきてなかった。何投げても本当にカスリもしませんでしたわ(笑)
これがスモールの楽しみ方なので、またこうした条件に是非釣りしたいと思います。

そして山側だと全く異なった状況のスモールが多く見受けられましたよ。
それは虫が落ちてくるのを待ってる個体達で、岸ギリギリのポジションや樹木がハングしてるエリアで、その光景をよく目にしました。なので虫中心で狙ったのですが、枝にラインを引っ掛けて提灯すれば必ず寄ってくるのですが、全くそれ以上発展せず。じゃあ沈む虫なら?って試すもゆっくりとフォールさせると見切る(笑)
それなら提灯して見に来たところをスモラバで、少しだけスッとフォールさせたらどう?
これがようやく上手くいき、ノリコさんスモールゲットとなりました。
この一本に辿り着くまで本当に時間掛かりましたわ。本当にスモールはこれだけ状況良くても、アジャストしてやらないと本当に釣れない。
これがかなりゲーム性高く面白いのですよね。
次にラージの話になるのですが、止まってる個体は既に居なくて、時折止まったりしますが、基本夏の回遊始まりましたね。
これ完全にタイミングが大事で、バスと気が合わないと一向に出会えない。
ただ今回の木崎湖は旧レストラン前から色濁りの水が流れ込んでおり、ちょっと白濁した水色のエリアにはベイトすら居ない。だから水が綺麗なエリアのみを回れば良かったので、エリアが絞れて好都合でもありましたよ。
そして今回初めてのエリアで釣りましたね。
山側のかなりシャローで小さな流れ込みで、普段なら釣りしない小規模ワンドに、沢山のベイトが集まっていて、それをラージが捕食してるシーンにノリコさんが遭遇して、ライントラブルでキャスト出来ないので、私が呼ばれて一投で仕留めたのがこちらのラージです。


釣り方は後から解説するとして、
産卵を終えて回遊する数本のラージのうち1本が釣れました。


これは駐車場へ戻る時間帯に、まだまだ薄いリリーパッド脇を回遊する数本の群れと遭遇。
それの一本を仕留められたのですが、二本の釣れたラージの共通点は、
"浅い水深"
"回遊"
釣り方なのですが、二本とも完全にサイトです。
低水温の時はフリーフォールが見切られないと伝えさせてもらってましたが、季節が進むにつれそれをすると簡単に見切るようになってきたので、最近私がサイトでやってるのがラインテンションを作ってシミーフォールさせてます。
これ何故か?春が終わってからこの方法が調子良くて、私は多用してます。
そしてそのシミーさせるのは、心情的にはバスに向けてやりたくなるのですが、やはりそれやると見切って逃げる事が多いので、ここは勇気を持って進行方向の前方に着底。
この時点で逃げるのであれば、釣れる可能性ゼロです。でもやはり運もあるし、個体の違いで何を好んで嫌うのか?やはりやってみないとわからないのが現実です。そしてやはりアングラーの存在はとっくに気が付いてバレてる事も頭に入れておきたい。ノープレッシャーでのアプローチなんて無理なのでね。なので私がとにかく気を使ってるのは、一連の流れの動作で釣るようにしてます。
途中で動作を止めない。
アングラーの動作が止まれば、バスにもその間を与える事になるので、とにかく時間を与えない。
そんな感じで春以降は釣ってます。
おそらく梅雨が明けるまでこの好条件続くと思いますよ。楽しく釣りが出来ると予想しますよ♪