まだやってますね、自民党の政治資金規正法違反問題(マスコミは裏金と言ってますが)。
まず大前提として、キックバック自体は別に違法でも悪いコトでもアリマセン。
民間企業でも営業成績の良い社員に対して、通常給与以外で何らかの報酬があるのはフツーのコトです。
問題なのは、コレを政治資金収支報告書に記載していたかったコトだけ!です。
なので岸田首相は「スミマセン!記載が漏れてました!今後はこんなコト無いようにします!」と言えば良かっただけです。
それをマスコミが「安倍派(清和会)」と連呼したため、「ヲッ、これで安倍派(清和会)のチカラを弱められるぞ?」と考えた岸田首相が自ら問題を大きくした側面があります。
本来やるべきコトは、政治資金規正法とゆー「天下のザル法」を改正するコトだと思いますが。
だっていくら未記載があっても、修正は手書きでOKで罰則は懲役刑は無く最高でも罰金刑です。
東京地検特捜部の捜査で実際に逮捕されたヒトはいましたが、今は罰金を払って釈放されています。
なので逆に言えば、日本最強の捜査機関が調べても現行法で出来るコトはココまでです。
ましてや政治倫理審査会に呼んだところで、なにか出てくるワケはアリマセン。
そして野党は、自らの調査能力の未熟を棚に上げて「疑惑は深まった!」と言う。
それを見た、自分の給与が上がらないストレスを溜めた民衆が「そうだ!そうだ!」と叫ぶ。
これに慌てた岸田首相は「厳しい処分をします!」と離党勧告を行う。
しかし処分を受けた当人は選挙に強いので、次の選挙では通って「みそぎは済んだ」と自民党に復党。
当然、政治資金規正法には手を付けず。
なんだそりゃ。