こんばんは。
高速道路無料化が話題になっています。
これまで自分なりに疑問に思っていたことを書いてみたいと思います。
じっくり調べるととても面白いのではないかと思いますが、問題意識だけ書いてみたいと思います。
しっかりとした裏付けがあるわけではないので、もしかしたらこういう問題があるのでは、という程度の話ですが。
高速道路無料化のメリットとして、一般道の渋滞が減って、走行時間短縮、燃料費減少、交通事故減少が挙げられることがあります。
さて、
走行時間短縮効果ってどの程度あてにできるものなのでしょうか?
道路建設での費用対効果分析では、
産経のHPの2008.11.22の記事を引用しますと、国交省が費用対効果分析の方法を見直すという記事なのですが、
引用はじめ
当該道路の整備で目的地への到着時間がどれだけ短縮されるかを試算、通行する人がその時間分だけ仕事ができ価値を生み出すとみなして金額を算出する「走行時間短縮効果」を見直し、現在は5人以上の事業所で働く約4450万人の平均時給(約2800円)で計算しているが、今後は賃金の低いフリーターらも加えた平均時給とし、効果の金額を抑える。
引用おわり
とされています。
1人につき、1時間時間短縮ができればそれは2,800円の効果があることのようです。
まあ、1時間分時間が浮けばいろいろなことができそうですから、まあそういう話かなとも思います。
しかし、この時間の短縮が30分だったら?あるいは10分だったら?まさか5分だったら?
単純な計算なら
30分なら1,400円、10分なら約470円、5分なら約230円といったことになるでしょうか。
ここでひっかかるのは、
5分や10分時間が浮いたところで、何ができるのか?
です。
5分、10分でそれだけのお金が稼げるのでしょうか?
疑問です。
また、車に乗っている人はみんな働いている人(付加価値を生み出している人)でしょうか?
疑問です。
一般道の交通渋滞が減少して、走行時間が短縮されるとしてもどれだけの時間短縮になるのでしょうか?
1時間かかるところが30分で済むことになるのでしょうか?
5分、10分しか短縮されないケースも多々あるのではないでしょうか?
仮に1人230円でも1億人分となれば230億円。日本全国で、年間で、という形で積み上げていくと
相当の額になると思います。
積み上げたものを個別に見ていくとどうでしょうか?
本当に5分間の間に230円稼いでいるでしょうか?付加価値を生み出しているでしょうか?
時間を価値として考える場合は、閾値の設定が必要なのではないでしょうか。
つまり、たとえば20分なり30分なり基準を設けて、これを超えるケースだけを効果とすることが必要なのではないでしょうか?
高速道路の料金は現実のお金ですが、
無料化の経済効果は理論上のお金なのではないですか?
本当に無料化の効果があるとされた「国民」は効果に見合うだけの稼ぎが上がっているのでしょうか?