またその奥には、塩蔵があります。
もちろん今は何も置いてありませんし、
井戸に水は張っていませんが
かつてはここが貯蔵庫になっていたようです。
この城の特徴は、
先ほど行った歴史館で学んだ通り、
実戦を意識して築城されていることです。
戦いが長期化し、
城に立て籠もることとなっても
ある程度持ち堪えられるよう
こうした設備も整えていたというわけですね。
こうした特徴は、
他にも様々な箇所で見ることができます。
城の内部はかなりシンプルな印象でした。
適度に説明用の看板が設置されていますが、
あとはほとんど柱だけです。
観光地化されてしまった
なんちゃってお城とは断然・完全に違います。
しかしここまでシンプルに
柱を見せつけてくる城も初めてです。
しかしそれは当然で、
この柱の造りが松江城の特徴らしい。
松江城は2階分を貫通する大きな柱が
互い違いに組まれています。
1階から3階、2階から4階、
3階から5階というふうに、
柱が分散して設置してあります。
ここまで柱を用いて
分散して支える造りは珍しいらしく、
国宝指定の理由ともなったそうです。
他にも、階段上に仕切りに当たるような
蓋を設置できる構造になっており、
階下からの侵入を防ぐ役割を
持っていたようです。
柱だけのシンプルな造りも、
すべては目の前にある戦いに備えるため。
そこまで多くの城を
訪れたわけではありませんが、
ここまで戦闘意思を感じる城は初めてでした。
急な階段を少しずつ上り、
まもなく最上階です。
途中、日本国内の他の城について
紹介するブースがありました。
どこの城にも、最上階近くに
設けられているものですよね。
国宝に指定されている5城のうち、
これで4つ目をコンプリートしました。
あとは犬山城だけです。
近いうちにこちらも行きたい。
最上階の直前だけ、
中二階的な不思議な踊り場がありました。
こここそ本当に頭上注意です。
そしてこれが、天守閣からの眺めです。
宍道湖もハッキリと見ることができます。





