アフガニスタンで活動する日本人と、日本に協力して来たアフガニスタン人とその家族をアフガニスタン国外へ脱国させるべく現地へ派遣した自衛隊を菅義偉氏率いる日本政府は早々に撤退させると決定した。
撤退理由はアメリカ軍が現地から撤退し治安が更に悪化する事が懸念されるからのようだが。
確かに自衛隊員の安全確保は優先されて然るべきであり、タリバンだけでなくISによるテロ行為が脅威として懸念される以上、自衛隊の活動を制限する事へ批判は出来ないのかもしれない。
しかし、報道される菅義偉氏の言動を考えれば、アフガニスタンへの自衛隊派遣は支持率目当てで、我がの有意義な利益を優先させた結果ではと疑いを抱かざる負えない。
解散総選挙に自民党総裁選。
菅義偉氏と二階俊博氏は自身達の権力を維持するべく支持率目当ての画策を思案している事は誰もが知るところだろう。
自民党役員と内閣改造で視線をズラシ支持率の回復を模索している事は日本国民もうんざりし、呆れ果てているはずだ。
自衛隊派遣もその思案の中の1つで、邦人と日本と協力関係であったアフガニスタン人とその家族の輸送を自衛隊が行い成功すれば支持率に繋がると考えたのではとしか推察できない。
その理由に、菅義偉氏と二階俊博氏、菅義偉氏率いる日本政府には自衛隊派遣に対し一切の覚悟が微塵も感じられないのである。
単にポーズに過ぎず、支持率目当ての自衛隊派遣である事は、保護輸送される人々が極めて危険とされる空港までの移動と、空港内に入ると言う最も安全を確保されなければならない場面を自身達でクリアしなければならないと言う事からも理解できる。
安倍晋三氏は自身の国際的地位、影響力確保の為に2名の日本人をISに殺害させ見殺しにした。
当時は安倍晋三氏の似非右思想に騙された右思想寄り、自己責任論者の後押しもあり見殺しをやむを得ないとする論調も多く見られ、
それを継承した菅義偉氏は二階俊博氏と菅義偉氏率いる政権関係者の保身と権力維持のみを目的に覚悟も無くポーズで自衛隊派遣に踏み切り結果が今に至っていると言っても過言ではないだろう。
もし菅義偉氏が覚悟を持ち自衛隊を派遣し、万一自衛隊活動中に自衛隊員、邦人、協力関係にあったアフガニスタン人等に被害が及んだとした場合の責任全てを菅義偉氏が負うとし、
自衛隊独自にアフガニスタン国内で保護輸送活動を行うとすれば、
その為にタリバン政府と交渉し協力を取付けていれば、
現状の支持率ではなかったと断言できる。
されど菅義偉氏と二階俊博氏は権力維持、保身しか優先出来ないようで、
日本国内でのコロナ対策を見ても、優先されるべきは国民の生命や安心安全健康ではなく、
政治的強者の有意義な利益である事は国民誰もが知るところで、今も自宅で苦しみ死に直面している政治的弱者が多くいる事は言うまでもないだろう。
自宅待機で死に至る状況を菅義偉氏や菅義偉氏率いる菅内閣閣僚、二階俊博氏、二階俊博氏率いる一部の自民党議員による見殺し政策と言っても何ら間違いではないと私は思っている。
議員にすべきでない者、大臣にすべきでない者、総理大臣にすべきでない者、党三役にすべきでない者達が政権を担い、党の中枢を牛耳れば結果がこうなる事は至極当然の事であり、
今の自民党や内閣総理大臣、閣僚の多くが政治家ではなく政治屋が担っている事が事の根幹であるとしか言い様が無い。
政治屋の筆頭とも言える安倍晋三氏に長期政権を許し菅義偉氏がその負の思想思考を継承した時点で今の日本の悲惨な状況や、アフガニスタンでの置去り行為は容易に予測出来たはずである。
現状の菅義偉氏、二階俊博氏、安倍晋三氏の言動は国民の生命や安全安心、健康を優先するものではなく、
自己の有意義な利益のみを優先し、取巻き、お友達企業経営者、利害関係者への利益誘導ばかりを画策し言動を繰返している。
彼らには政治的弱者が何人死のうが関係ない。
彼らはアフガニスタンで日本国民や日本に協力して頂いていたアフガニスタン人を置去りにし危機的状況に晒し続けても何ら気にならないのだろう。
コロナやアフガニスタン情勢が極めて厳しく逼迫しているにも関わらず、
必死に自己の保身、権力維持を画策する為に会談を繰り返す菅義偉氏と二階俊博氏の顔付き、醸し出す雰囲気を見れば、
品を微塵も感じられない、欲にまみれたこ汚い老人に見えてならないのは私だけだろうか。