卑怯すぎる菅総理

菅義偉氏は東京オリパラの主催者ではないと言いながら、開催を強行する主導的立場で言動を続けている。

国民の不安と感染拡大リスクを無視し一部のスポンサーと菅義偉氏、一部の自民党議員の有意義な利益のみの為に開催を強行する暴挙と言える言動を繰り返しているが、腐り切っている菅義偉氏の思考、思惑が手に取る様に見えてくる。

主催者では無いと言う事は開催中そして後の責任は東京都と大会組織委員会、IOCにあり菅義偉氏は日本政府として支援を行っただけと言い切るだろう。

オリパラ開催での感染予防策やその管理は政府の責任の範疇ではないと言う事で逃げるのだろう。

成功すれば自身の手柄。失敗すれば小池百合子氏や大会組織委員会、IOCの責任。

言うまでもないが、GOTOキャンペーンをゴリ押した時や緊急事態宣言を早目に解除し感染拡大した際も責任の一切を意味不明な理由で誤魔化して来ているのは菅義偉氏である。

菅義偉氏は自身が総理大臣として総選挙で勝ちたいが為に、オリパラを利用し、ワクチン接種まで利用しているとしか言いようがない。

高齢者から接種を開始し、更に大規模接種会場では高齢者どころかクーポンが有れば誰でも接種出来るとし地域外の特定人物が接種可能となったとも考えられる。そして職域接種で大企業と一部の大学を優遇。

いきなり夏休み期間中に12才から15才の子供にまでワクチン接種をとまで河野太郎氏が言い出す始末だ。

数年後、数十年後の副反応が接種した子供達に出ないと言うエビデンスは何処にも存在していない状況で、政府は副反応が発症した場合、どうやってワクチン接種との関連性を証明するのだろう。

まさか接種した国民側に証明責任を負わせるつもりなのだろうか。と言うよりそれが常套手段ではあるのだろう。

選挙での投票率、得票予測を考えれば接種順序が何故あの様になったのか大凡理解が出来る。

狙いは投票率の高い高齢者、得票数が予測出来る大企業や団体、更に選挙権を得たばかりの大学生、子供を早期接種する事で主婦層。

長期的副反応など無視し自身の目先の有意義な利益のみを優先しているとしか思えない。

中小零細企業は放置され、飲食業界も放置。

それ以前に基礎疾患を持つ人々の接種はどうなったのかと言いたいが、選挙に与える影響が少ないからこうなる事は至極当然だろう。

菅義偉氏の言動、各大臣の言動を見ていれば、オリパラ後ワクチン接種の状況で一部の子供達にまで接種が行われた頃に解散に打って出るのだろうとまで予想出来る。

国民の安全と安心を守ると度々豪語しているが、菅義偉氏が総理になってからCOVID-19でどれだけの国民が死に至らしめられた。

施策の失敗は歴然で、その結果死に至らしめられた国民がどれだけいたか。

どれだけの飲食業関係者、関連企業が窮地に追いやられ続けている。

どれだけの政治的弱者が苦境に立たされているのか。

自民党国会議員達よ、

離党した議員達を復党させようと画策している場合ではない。

菅義偉氏が総理総裁のままで選挙に突入すれば議員の職を失する事になる事を理解すべきでは。

国民はあまりにも卑怯過ぎる菅義偉氏に気付いている。

安倍晋三氏と菅義偉氏の看板で選挙を勝てる程今の国民は甘くないと知るべきだ。