菅義偉内閣支持率。

菅内閣発足当初は70%以上の維持率を叩き出したが、直近の調査では各社共に50〜60%台の支持率へ。

理由としては、

日本学術会議任命拒否問題

中曽根康弘氏の政府・自民党合同葬問題

教育現場への弔意を表明要請問題

民間企業への料金値下げ要請問題

河井克行氏、河合案里氏の公職選挙法違反事件

森友加計事件

黒川弘務元検事長定年延長問題と麻雀賭博金銭授受、情報提供事件隠蔽

IR贈収賄事件

等、諸々の説明不足や、GOTOキャンペーン等新型コロナウイルス対策の効果不足があげられているようだが、

支持率低下の本質・根幹は違っていると私は考える。

今まさにアメリカでは大統領選挙が行われ、候補者達は下を向かず、しっかりと前を向き、自身の言葉でハッキリと物を申されておられる。

それは日本国内でもテレビ等で連日報道され日本国民は否応なしに目にしている。

更に世界の情勢を見れば、各国の首脳は全面に出て、国民や世界に向けハッキリとした口調と自身の言葉で国の存在感を保とうと死力を尽くしている。

ところが菅義偉氏は、自身が任命拒否した事になっている日本学術会議の会員任命拒否問題どころか、大半の説明を、

下を向き面倒くさい素振りにも見える姿勢や顔付きで、壊れたプレーヤーの如く同じ言葉をダラダラと朗読している様にしか見えていない。

更にTV等で報道されている内容からは、気に入った特定の者達と連日会食を行い、批判的意見を聞いてみようと努力をされていないとも思われてしまっている。

こんな馬鹿な言動を繰り返せば、どんなに良い政治を行おうとも、支持率が下る事は言うまでもない。

国家公務員の人事権を行使するのは行政の長であ内閣総理大臣であると言うのであれば、その国家公務員が犯した問題の責任を取るのも行政の長である内閣総理大臣である。

その内閣総理大臣であるはずの菅義偉氏が、

責任逃れの如く下を向き、面倒くさい素振りにも見える姿勢や顔付きで、壊れたプレーヤーの如く同じ言葉をダラダラと朗読していれば、

支持率が急落する事は当たり前の事だろう。

責任を取る覚悟も無く、その責任を官僚や国家公務員達に押し付けるのであれば即刻辞任をすべきであり、

同様に面と向かって国民に自身の言葉で説明が出来ない事をしたのであれば、

直ちに訂正すべきか、辞任すべきだろう。

大義があり、正当性があり、筋道があっていて、そうでなければならないと言う信念があるのであれば、

真直ぐ正面を向き、ご自身の言葉で国民に向け説明をされれば支持率は下がる事は無かったのではないだろうか。

菅義偉氏を見ていると、後ろめたさが滲み出ているように見えてならない。

内閣総理大臣であるならしっかりと前を向き、国民に向け自身の言葉をもっと発するべきである。

でなければ更に支持率は下がる事になり、次期衆院選にまで影響を及ぼす事となるだろう。

国民は内容だけでなく姿勢もしっかりと観ている事を理解する必要が菅義偉氏にはあると私は思う。