アフターコロナで乗り遅れる日本。

新型コロナウイルス感染拡大で世界経済は苦境の真っ只中であるが、

各国は経済活動再開にシフトし始めた。

日本も緊急事態宣言を解除し経済活動再開へと舵を切ろうとしているが、何故か力強い一歩を踏み出せずにいる。

第2次補正予算も国会承認され一気に加速出来るにも関わらず、日本経済は足踏みどころか靴を脱ぐ素振りまで見せているように思えてしまう。

日本の経済活動再開のブレーキを誰が踏み込んでいるのだろう。

アクセルとブレーキを間違え、足踏みどころか靴を脱がせてしまっているのは、安倍晋三氏とその取巻きに他ならない。

新型コロナウイルスの初動対応が遅れ、更に緊急事態宣言発出も東京オリンピックと習近平主席国賓来日を重視する余り感染ピーク後となった。

アベノマスクでその予算を疑われ、発注先企業までも疑われた。

You Tubeで星野源氏の歌とコラボしたStay Home姿を披露し国民から批判を受けた。

黒川弘務前検事長の定年延長で国民から批判を受けながら、検察法改正をゴリ押ししようとし、更に批判を受けた。

黒川弘務氏の掛け麻雀事件を有耶無耶にし、訓告処分で、更に事件としての対応も抑え込み、多額の退職金を多少の減額で済ませる事を良しとした為に、国民を激怒させた。

持続化給付金の委託先選定と中抜き疑惑で不信感を抱かれた。

2次補正予算に予備費10兆円を計上し国民から疑念を抱かれた。

定額給付金もアベノマスクも届かず、

医療機関への支援も届ききらない。

更に休業を余儀なくされた中小零細企業への支援も極めて遅い状況下で、上記に上げた失態を繰り返せば、

安倍晋三氏と取巻きへの信頼が失墜する事は言うまでもない。

更に一切の責任を取らず官僚や取巻きに忖度させ続けてきた安倍晋三氏が何かをこの時期にやろうとしても、

多くの国民がそれを信じ行動するわけもなく、更に資金が枯渇し動ける分けがない。

動く事が出来るのは税金を注ぎ込んでもらえる安倍晋三氏のお友達企業だけだと多くの国民が思ってしまえば、

それがブレーキとなり、足踏みどころか靴を脱ぐといった形になってしまうのである。

それでも安倍晋三氏と取巻き達は、我がお友達企業へ税金を注ぎ込む事を止められないだろう。

毒を喰らわば皿まで。

喰らった毒の恩返しをしておかねば、この先出来なくなる可能性が高く、恩返し出来なければその代償は計り知れないものと言う事なのかも知れない。

さてこの先どうなることでしょう。