黒川弘務東京高検検事長辞任。

今回の黒川弘務東京高検検事長の賭け麻雀事件で、

安倍晋三氏、森まさこ氏、菅義偉氏らは

どんな責任の取り方をされるのだろう。

まさか黒川弘務氏だけが賭け麻雀を理由に処罰され、幕引きとするのだろうか。

今回の事件は単に賭け麻雀をしたと言う事では収められない。

検察No2の東京高検検事長が新聞社の記者や社員と頻繁に密会を行っていた事は、

情報漏洩の懸念が拭えないと言える。

更に言えば、国民を政権の思う方向へ誘導すべく操作された情報を同記者や社員へ提供していた可能性まで疑う必要まであると考える。

検察は黒川弘務氏による情報漏洩・情報操作の有無を徹底的に捜査し事実を公開する義務があるはずだ。

安倍晋三氏、菅義偉氏、森まさこ氏らは、

黒川弘務氏の定年延長をゴリ押しする為、解釈まで変更したと言い切り行った。

黒川弘務氏の定年延長は後に、

1月29日の(法務省人検第18号)と言う書面を使い、

法務大臣から総理大臣に申し入れたとされている。

その書面には理由として、

「東京高等検察庁管内において遂行している重大かつ複雑困難事件の捜査公判に対応するためには、

同高等検察庁検事長黒川弘務の検察官としての豊富な経験、知識等に基づく管内部下職員に対する指揮監督が必要不可欠であり、

同人には、当分の間、引き続き同検事長の職務を遂行させる必要がある。」

と記載されていると言う。

この理由で安倍晋三氏が定年延長を閣議決定したとするならば、

余りにも杜撰で、適当と言わざる負えない。

と言うより、見るからに後付過ぎて呆れてしまう。

重大かつ複雑困難事件への対応が黒川弘務氏にしか出来ないとなれば、

その他の検察官は不適格となる。

ちなみに検察官適格審査会はその様な判断はされていないと思う。

法務省が黒川弘務氏以外は不適格と認めた文書と言う事になるが安倍晋三氏や菅義偉氏、森まさこ氏は理解しているのか。

そして、結果が賭け麻雀に情報漏洩の疑い。

この状況で安倍晋三氏率いる政権がこのまま居座れる理由は一切無いと私は考える。

今回ばかりは安倍晋三氏にも責任をとって頂かなければならないと私は思う。