これが実情。
用があって市役所へ。
地方の市役所は通常通り営業されておられます。
新型コロナウイルス何処へやら。って感じですね。
確かに接客カウンターは、その都度除菌?
拭き掃除?されておられるようでしたが、
問題は来訪者の数と近さ。
不特定多数が集まり接近した状態で席に座っておられました。
会話はそんなには無いのですが、この状況では感染予防が出来ているとは言い難いでしょう。
同じ様な状況はハローワークでもございました。
政府や都道府県、区市町村の長と言われる方々がおっしゃられる感染予防と言うのは口先だけであることが今回私自身が市役所とハローワークを伺った事でハッキリした様に思えます。
私自身1型糖尿病となり、勤務先を退職せざる負えなくなり、引越しまで余儀なくされ、住所移転届けや健康保険の届け、失業保険等の手続きが必要となり、関連公共施設へ行かざる負えず、伺った結果が通常通りの営業がされていたということでした。
思うに東京都や大阪府の区市町村役所でも同じ状況なのではないでしょうか。
更に言えば病院も。
安倍晋三氏が緊急事態宣言を発令するとの報道が成されていますが、
前段取りも無しに緊急事態宣言を発令すれば、金銭的な難民や医療的な難民とは別に、
公共サービスを受けられずに起こる難民がある様に思えます。
国保に住民票、福祉サービス、その他諸々。
それらの公共サービスが必要な時点で受けられなければ危機的状態に陥る可能性がある方々がおられるはずです。
されど行けば感染する恐れが否定出来ない。
感染の危険を犯しても行かざる負えない。
私自身の状況がまさにその状態。
受付を行われる職員さん達も感染予防はマスクのみで対応されておられます。
万一職員さん達が感染されれば役所は閉鎖となる可能性もあるでしょう。
さて、この状況を放置したまま政府や都道府県、区市町村の長達は感染予防を口にし続けるのでしょうか。
緊急事態宣言に指定された都道府県や区市町村はどうされるのでしょう。
不要不急の外出をしないようにと要請するのは結構だが、
必要で急ぐ先に公共施設や公共サービス・病院がある。
それらの施設の感染対策もせずに緊急事態宣言とは、感染予防とは、一体何をどうされたいのか。
庶民や中小零細企業、役所の受付職員等、弱気者への押し付けばかりを行わず、
少しは長たる者達が責任を負う対策を考え実行すべきではないでしょうか。
追伸。
今回の緊急事態宣言指定地域は、大都市人口密集地域のみでの対応となり、
中規模地方都市等は指定区域外となります。
これは、新型コロナウイルスを分散させる恐れがあり、
感染が少ない地域での感染が増える懸念があるでしょう。
緊急事態宣言は、
期間が1ヶ月と長期で、
不要不急とはいえ外出に制限がなされておらず、
指定区域外への移動も何ら制限されない事で
中規模都市や観光地等に移動を行う人々が増加する可能性は極めて高い。
結果人口密集地で起こる感染が各地に分散し中規模感染が各地域で起こる可能性を高める事となる。
首都圏や大阪府を含めた大阪府周辺地域と福岡県への緊急事態宣言となる様だが、
私に言わせれば考えが甘い。
無能で稚拙・幼稚な策である。
せっかく緊急事態宣言を出すのであれば全国一斉に行い、更に入出国制限もより一層の強化をすべきである。
でなければ、日本のような小さな国で感染の拡大を食い止める事は出来るとは想えない。

