「どうもね、そのまず法律の構造がおかしいのと、それから西村大臣、はじめ安倍政権はですね、時に安倍政権はその法律の解釈に関してはウルトラC的な解釈を今までさんざんやってきてるのに、なんでこの特措法の解釈のところだけね、厳密に厳密に解釈してるのか分かりません」

フジテレビの番組で橋下徹氏が西村大臣との会話で話された内容です。

安倍晋三氏は何故緊急事態宣言を発令しないのか。

責任を緊急事態宣言と言う特措法に押し付けるには、それなりのタイミングが必要となる。

今までの後手後手で無能で無知で幼稚で稚拙な策の責任と緊急事態宣言を発令した後の責任全てを特措法と言う紙に書かれた文字に押し付けるタイミングは、既に無くなっている。

少なくとも、志村けんさんがお亡くなりになる数週間以上前に発令すればと考えるのだが。

緊急事態宣言発令ですら後手後手になってしまい、いつ発令していいやら分からなくなってしまっているようだ。

部外者から言われて出した様に国民に捉えられたら格好が悪い。

誰かのせいにしなければと、頻りに専門家会議の意見も聞いてと繰り返す。

されど、専門家会議のメンバーも安倍晋三氏に付き合った事で既に後手後手となり、緊急事態宣言発令の機を逸する事となっている。

では安倍晋三氏はいつ緊急事態宣言発令を行うのか。

全国規模でのオーバーシュートの兆しが見えた場合、緊急事態宣言発令を行う。

的な話をチラホラとしている様だが、

それ以前に緊急事態宣言発令を必ず安倍晋三氏は行う事になる。

条件は2つ。

1つめは、

死者数。

死者数がある程度の数を超えた場合、国民感情は安倍晋三氏率いる政府の支持率へと反映する。

支持率が急降下すれば安倍晋三氏は国民の目線を変えるべく緊急事態宣言を発令するだろう。

2つめは、

重症患者数。

重症患者数が増え重症患者に対し重症患者用の病床が足らなくなり、更に医師や看護師、医療スタッフが足らず医療崩壊の状況が発生もしくはその手前になった場合、国民感情は安倍晋三氏に向かい、支持率低下へとつながる。

そうした場合はやはり国民の目線を変えるべく緊急事態宣言発令を行う事になる。

いずれも、専門家会議のメンバーが言う、

オーバーシュートになる前に医療崩壊がおこる。

と言う話に繋がってくる。

いわば、ある程度の国民が無策の為に殺され、ある程度の国民が無策の為に重篤化し、

その上で医療崩壊がおこる可能性が極めて高くなれば、

全国規模でのオーバーシュートが起こらなくとも、安倍晋三氏は緊急事態宣言を安倍晋三氏の為に宣言し、

安倍晋三氏自身の体裁を保とうとする事だろう。

それ以外に安倍晋三氏が緊急事態宣言を発令するタイミングがるとは思えない。

さてこの話を橋下徹さんはどう感じることだろう。