安倍晋三内閣総理大臣。

安倍晋三氏が何故緊急事態宣言を出せないのか。

何故出せないのかと言うより、何故出さないのかを考えたい。

現状その状況に無い。と言うのが言い訳となっているが。

私に言わせれば、この状況を黙って耐える一般庶民も何を考えているのやら。

現状新型コロナウイルスの感染は首都圏や人口の多い県や府で急速に拡大を続けている。

一般的常識で考えるならば1月中旬時点で緊急事態宣言を発令し感染拡大を制御抑制する事で重篤化や死者数をゼロに近づける策を講ずるだろう。

ところが安倍晋三氏は未だに緊急事態宣言を発令せず、重篤化する感染者を増やし、死者数を増加させようとしている。

更に言えば、何ら感染拡大防止の策は講じず、庶民へ不要不急の外出をしないよう要請するのみとなっている。

当初からPCR検査を受けさせないように制御する事で、感染者数を人的に抑制し、潜在的感染者が数万人とも言われる状況にまでしてしまった。

万一その数が、この先の簡易検査等で一気に感染者として表に出てきた場合、

オーバーシュート(感染爆発)どころではなくなる事は容易に想像できる。

安倍晋三氏にしてみればお友達企業の経営陣への配慮や、

今後の経済見通しと庶民の命を天秤に掛けた場合、

お友達企業の経営陣や経済見通しの方が重い事はこれまでの言動を見れば分かるが、

それ以上に安倍晋三氏は安倍晋三氏と庶民を天秤に掛け、

安倍晋三氏自身が庶民より重いと判断されているようだ。

潜在的感染者が表に噴出する形で出て来た場合、

医療機関は即崩壊する。

同時に重篤化患者数が日々1000人単位で増加し死者数も同様となる。

安倍晋三氏にしてみれば、そうなる可能性が予測出来、その時点で緊急事態宣言を発令しなければ、

安倍晋三氏自身に大きく責任が伸し掛かると理解している事に他ならない。

何故なら、緊急事態宣言に感染拡大を防ぐ能力はなく、

緊急事態宣言と言う特措法が持つ能力は紙に書かれた文字に責任を負わせると言う能力なのである。

いわば、オーバーシュートを超える超感染爆発が起き、安倍晋三氏の責任が追求される手前で緊急事態宣言を発令すれば、

緊急事態宣言発令によって責任の一部もしくは全てを緊急事態宣言と言う紙に書かれた文字の特措法に押し付ける事ができるのである。

考えて欲しい。

特措法や緊急事態宣言と言う言葉・文字で人が救えますか。

私は救えないと理解しています。

人は人の行動によってのみ救える。

救おうとし行動するから救えるのであって、

今の安倍晋三氏や小池百合子東京都知事、大村秀章愛知県知事、井戸敏三兵庫県知事にはそれが一切見えない。

日本国民、一般庶民を救おうとしているのでなく、どう自身の立場を維持しようかとしているに過ぎない。

安倍晋三氏においては、自身の保身の為に特措法、緊急事態宣言を利用しようとしている事は冷静かつ客観的に見れば誰もが理解できる事だろう。

それでも皆様は黙って耐えますか。

私はこうやって強く訴えて自身を守りたいと存じます。