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IOC(国際オリンピック委員会)は「大会まで4か月あり、今は抜本的な決定をすべき時ではない」と予定通りの開催に向け準備を進めていく考えを確認し各国際競技団体のトップとの会議でもこの方針が了承された。(NHKより抜粋)

これに対し、選手からは批判的な発言が相次いでいると言う。

考えるべきはオリンピックが何たるかであると思う。

平和の祭典。

スポーツの祭典。

スポーツの頂点。

今のオリンピックはそんな物では無い。

IOCと一部の者の利益・保身・権力増強の道具。

IOCはIOCその物と、そこに群がる者達の利益・権力・既得権益・保身の為にオリンピックがあり、

開催国と都市も権力者とそれに群がる者達の為にオリンピックが有る。

純粋に選手ファーストなんて考えているIOCの上層部や日本の上層部がいるならば、2月の中旬で延期もしくは中止の判断を迫っている。

予選が出来ておらず、調整の出来ていない競技。

来日をためらう選手や関係者。

新型コロナウイルスの世界的感染拡大をどう5月中に、いや5月中旬までに治めると言うのか。

まさか世界各国で安倍晋三方式をとり、感染者数を隠蔽するというのか。

それとも参加出来る選手だけ参加させ開催するのか。

今東京オリンピックを開催しようと言っている者で、確実に選手や関係スタッフの事を考えている者、

確実に新型コロナウイルスを5月中旬に終息に向かわせる策を講じられる者がいるのか。

いるはずが無い。

彼らには自分と自分の周囲の事しか考える脳は無い。

オリンピック開催中選手の多くは選手村に滞在する。

その中に1人でも感染者がいた場合クラスター感染が発生する可能性は否定出来ない。

しかも無症候性キャリアからの感染や、

発症前キャリアからの感染も起こらないとは言えない。

安倍晋三方式であれば感染は自己責任であるから、

選手村に滞在した選手や関係者が悪いと言う事になるだろうが、

果たして参加国の選手や関係者はもとより国の英雄を応援する国民はそれを許すのか。

日本の安倍晋三氏と政府は終息の目処を公表していない。

ヨーロッパも同様。アメリカもである。

オリンピックがスポーツの祭典であり、選手ファーストの理念があるのであれば、

終息の期日が5月中旬以降になるのであれば、今日にでも延期を発表するべきである。

中途半端な入国制限を日本独自で行っている時点で開催の延期もしくは中止が決定的である。