
画像は朝日新聞デジタルより。
明けましておめでとうございます。
今年1年もよろしくお願い申し上げます。
カルロス・ゴーン氏の日本密出国、トルコ経由レバノン・ベイルートへの逃亡劇。
こんな事が民間だけで出来るのだろうか。
報道等では、
プライベートジェットを2機使用し、
音響機器のケースに使われる箱にカルロス・ゴーン氏が隠れ移動。
関西空港から日本を密出国。
トルコ・イスタンブール空港経由でレバノン・ベイルートへ入国。とされている。
日本国内から有名な容疑者が密出国出来るなどあり得ていいのか。
しかも古典的な手法での逃亡劇。
大きな箱に人が入り息を潜めて通関をしのぎ密出国。
未だこの逃亡劇による日本国内での逮捕者はいない。
カルロス・ゴーン氏が関わったとされる事件での逮捕は、
日産の現経営陣による政治屋への陳情が基になっているとの考えも。
しかも日産の現経営陣は司法取引で自身達の刑は逃れていると言う。
フランス、日本、レバノンの絡み、ルノーと日産の絡みが交錯し、
日本国内ではカルロス・ゴーン氏絡みでいい思いをした者達も日産関係者や一部有力政治屋にいたのでは。
カルロス・ゴーン氏の扱い1つで日本が不利にも有利にもなり、
日産現経営陣や一部の有力政治屋も不利になる。
カルロス・ゴーン氏が密出国逃亡しレバノン・ベイルートに入国した事で、得をするのは誰なのか考えれば、
カルロス・ゴーン氏。
見た目は逃げ得の様に見えるが、レバノンからの出国はこの先も出来ず、
レバノンの政治情勢によっては、日本との犯罪人引渡条約を締結しないとも限らない。
カルロス・ゴーン氏の犯罪人引渡しについては、日本ではなく、第三国経由もあり得るだけに、
カルロス・ゴーン氏のとった行動は得策とは言い難い。
経済的、政治的に不安定さのあるレバノンがカルロス・ゴーン氏にとって生涯安住の地となるとは限らない。
フランス政治家とルノー。
カルロス・ゴーン氏・ルノーと政治家との関係が明るみになる事は好ましくなく、国際的、国内的に非難を浴びる可能性があり、カルロス・ゴーン氏を上手く黙らせたいと言う思いが感じられる。
フランス政界との関係は他言しない事を条件にカルロス・ゴーン氏に限定的自由と金を与えたいと考えてもおかしくない。
レバノン。
両親がレバノン人のカルロス・ゴーン氏を英雄と思っている国民が存在し、レバノンの大統領がその英雄的存在を利用しようと思うのはどの国でも考えられる事。
政治的材料にカルロス・ゴーン氏を利用しようと考えるのは至極当然と考えられる。
日産現経営陣。
日本の裁判でカルロス・ゴーン氏が現経営陣の不正を公言すれば、更に悪影響が及ぶ。
証拠隠滅、関係者との接触の可能性を考え、カルロス・ゴーン氏に監視を付けていたと報道等されているが、
説明が理に適っていない気がする。
日産現経営陣が恐れるのは、関係者がカルロス・ゴーン氏側に寝返り、現経営陣と政治屋との癒着や、現経営陣の過去の不正を暴露される事ではと考えられる。
更に国内で逃亡され、いきなり暴露会見を開かれば、日産と日産現経営陣が窮地にたたされる。と考えたのでは。
でなければ、警備会社に依頼し24時間体制の監視を行うなど、基本的人権を無視した行動を雇われ経営者がとらないだろう。
日産現経営陣の言動には政治屋的な無能で稚拙・幼稚な発想が見え隠れしている様に思える。
今の日産と日産現経営陣には思考能力が無く、裏で指示する者がいる様に見え、損得と言うより、利用されている感が強く感じられる。
日本政府、政治屋。
カルロス・ゴーン氏が司法取引により、逮捕送検され、その司法取引を行ったのが日産現経営陣となれば、
裏で政治屋が幼稚で稚拙な策をとった様に思える。
カルロス・ゴーン氏絡みで何処かしら経由し利を得ていた政治屋もいたのでは。
でなければ、司法取引し日産現経営陣の罪を無にし、カルロス・ゴーン氏他数名だけに罪が及ぶなど理解し難い。
ましてや、日産が警備会社にカルロス・ゴーン氏を24時間監視させ、
その監視が解けた途端に密出国しトルコ経由でレバノン入りするなどあり得ない。
あり得るとするならば、
日本国内で力のある者が自身の保身や利益、権力の維持を優先し常識や法、憲法までも歪めた場合であろう。
カルロス・ゴーン氏の密出国は日本政府や政治屋にとって得になる様に思えてならない。
レバノン政府から内密に日本政府へカルロス・ゴーン氏の密出国要請があったとすれば、
それにフランス政府が了解したとすれば、
今回の一連の逃亡劇が説明がつく様に思えてならない。