画像は「あさチャン」より。

ガソリンの値上りが止まらない。

ガソリンはガソリン税53.8円が含まれた価格で店頭表示され、さらに店頭表示価格に消費税が加算されます。

1リットルが145円の店頭表示価格であれば、91.2円がガソリン本来の価格と言う事。

店頭表示価格145円のガソリンを50リットル給油すると、

ガソリン
91.2×50=4,560円

ガソリン税53.8×50=2,690円

4,560+2690=7,250円

となるのは皆さんご存知の通り。

そして、7,250円に消費税10%の725円が加算され、

合計7.955円が請求される事になる。

ガソリンの消費量は人口減少と低燃費車の増加、電気自動車の普及、自動車所有率の低下を考えれば今後益々減少していく事は必至で、

現時点でも過去に比べ、ガソリン消費量は減少しているはずであろう。

なのにガソリン価格がここまで上昇を続ける理由が今ひとつ分からない。

確かに中東情勢や先物取引で原油が高騰したとの話を見聞きするが、

日本において、需要と供給が既にアンバランスになってきていると考えられ、

私はガソリン価格が下って当然だと思っている。

ところが、下るどころか上昇を続け、今やレギュラーガソリンが150円に近付く勢い。

ガソリン価格高騰で喜ぶのはいったい誰なのか。

原油価格上昇率以上に上乗せし小売価格を算出していれば、ガソリンメーカー。

価格上昇すれば、消費税収が増える国。

だいたい何処のメーカーのガソリン価格もほぼ横並びと言うことじたいあり得ない。

原油の価格が同じであっても、精製方法や輸送方法、備蓄方法でコストに差が生じ価格差が生まれるはずであろう。

しかし横並びで価格上昇。

小売価格をおおよそ合わせ、利益を安定させる。

同時に消費税を国民から掠め取る。

そんな思惑がある様に思えてならない。

お友達には優しい政権の考えそうな事でしょうから。