トランプ大統領の策略。

中国との貿易摩擦悪化。

韓国とのギクシャク。

北朝鮮への短距離核弾道ミサイル容認説。

イランとの関係。

さてこれは何処の国に一番影響があるでしょう。

アメリカと中国が経済的にギクシャクすれば、中国は軍事力増強を更に速める事になる。

米韓関係の悪化は、韓国が中露北側に接近する事を意味し、
文在寅大統領を見ていれば誰もが理解出来るでしょう。

トランプ大統領にとっては韓国の持つ中国・北朝鮮への抑止力は意味をなされていないようなので。

北朝鮮への短距離核弾道ミサイル容認は、アメリカにとっては何ら問題は無く、逆に絶大な利益を生む。

イランとアメリカが軍事的行動に近づくだけで、アメリカのエネルギー輸出が増える可能性がある。

これだけ書けば分かるでしょう。

アメリカのトランプ大統領は大統領選挙の為に絶大な利益をアメリカにもたらさなければならない。

では、アメリカへ絶大な利益をもたらせる事の出来る友好国は何処。

自ずと知れた事で、日本です。

米中、米韓関係、北朝鮮の短距離核弾道ミサイル容認。

これだけで日本は防衛費を見直し、アメリカ軍による核持ち込みの容認論まで議論される事となるでしょう。

イランとアメリカが軍事的行動に近づく事は日本にとってのエネルギー安定供給に危機が生じます。

ところが、安倍晋三氏は既に全ての事を知っているでしょう。

日本の防衛装備品の増強は安倍晋三氏他改憲団体の悲願でしょう。

米中、米韓のギクシャクはアメリカから高額な防衛装備品購入の理由となる。

最たる物がイージス・アショアでしょうから。

エネルギー輸入も中東依存からの脱却を唱え高額なアメリカ産のエネルギー輸入を増やすと言うのも、安倍晋三氏ならあり得る事でしょう。

そしてトランプ大統領が日韓問題で韓国を非難する条件で、日米通商交渉をアメリカが有利に進めれる様、話が付いているのではないでしょうか。

何にしろ、トランプ大統領のやっていることが綱渡り式のビジネス手法に思えてならない。