画像は気象庁より。

10日08時48分ころ、地震がありました。
震源地は、日向灘(北緯31.8度、東経132.1度)で、震源の深さは約20km、地震の規模(マグニチュード)は6.3と推定されます。
この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。
この地震について、緊急地震速報を発表しています。

この地震により観測された最大震度は5弱です。 (気象庁より抜粋)

気象庁地震津波監視課の中村雅基課長は記者会見し、震源は南海トラフ地震の想定震源域内だが、直ちに巨大地震につながるものではないとの見解を示した。(日本経済新聞より抜粋)

南海トラフ地震に直ちに繋がらない。

直ちにがいったいいつの話になるのか。

歪みが日向灘で少しだけ解放され最大震度5弱の地震となった。

歪みと言う物の破断や跳ね返りによる解放は、弱い所から始まるのは言うまでもない。

強固な岩盤や柔軟性のある岩盤になればなる程、エネルギーを蓄積し破断や解放時に極めて絶大なエネルギーを放つ事となる。

近年発生している西日本、九州地方での地震は、内陸だろうが沿岸だろうが、

日本列島を取巻くそれぞれのプレートのせめぎ合いが影響している。

とくにフィリピン海プレートが影響している事は言うまでもないが、西日本や九州地方に地震が多発する事を考えれば、フィリピン海プレートが沈み込む南海トラフ地震予想震源箇所に極めて高いエネルギーが蓄積されていると考えるべきである。

南海トラフ地震予想震源箇所でエネルギーの解放が出来ないが為にあちこちで中小規模の地震が起きている。

と考えれば今回の日向灘の震源は、いよいよ南海トラフ地震の震源が破断もしくは跳ね返りによるエネルギーの解放がなされるのではと考えずにはいられない。

とは言え、何も今更できる訳がない。

とりあえず。避難経路の確認、避難時に持ち出す物の確認、連絡方法の確認ぐらいはしておくべきでしょう。

備えあればって事ですね。