画像はwikipediaより。


厚労省。


日本の医療行政を司る役所。


日本の医療は厚労省と厚労省委託事業先の日本医療機能評価機構、そして文科省が鍵を握る。


⭕診療報酬

⭕混合診療

⭕保険適応外診療

⭕保険適応外医薬品

⭕診療ガイドライン

⭕情報の中途半端な公開


皆さんは

「日本医療機能評価機構」のホームページを見たことがあるだろうか。


私のような一般の者のでも診療ガイドラインを見ることが出来るようです。


Minds」で検索。


では何故厚労省と日本医療機能評価機構と文科省が鍵を握るのか。


通常医師は患者を治療するに当たり診療ガイドラインや保険適応を意識されると私は思う。


診療ガイドラインには推奨度まであるようで、診療する医師にとっては説得の材料や言い訳の材料ともなり得る。


診療報酬や保険適応外医薬品、保険適応外診療、混合診療等を決めるにあたっては利権や権力が絡み合っている事も言うまでもない。


薬害問題があっても公表されず被害が拡大する理由を考えれば分かると思う。


また、日本の医療は未だに大学派閥の様なものがあるようで、出身大学附属病院か系列病院を紹介することはあっても、よその大学附属病院や系列病院を紹介する事は滅多に無いだろう。

例え患者にとって最大のメリットがそこにあったとしても。


そして患者やその家族はどうやって自身や家族の治療を最適に行える医療機関を探せるのだろう。


たまに聞く話がある。


基本的な治療ならば、おおよそどの医療機関で行っても大丈夫。


先進医療でも医療機器が備わっている病院であればおおよそ問題は無い。


ハッキリ申し上げる。


大ウソとしか言いようが無い。


何故鍵を握る者に文科省がいるかを考えれば答えに近く。


大学は医科大学でも文科省所管である。


その医科大学に歴然とした差が存在する。


根本的な学力の差であったり、専門性の順位であったり。医科大学そのものの気質であったり。


その差が附属病院や系列病院にそのまま波及する。


確かに下手でもゼロではないから数の内に入り足して平均すれば。。。


されどその差は歴然だとしか言いようが無い。


昨今は国立や県立の専門性の高い医療センターが出来ているがそこにも差があるように思える。


では患者が最適な治療を受けるにはどうすべきか。


厚労省と文科省が共同で完全な独立した機関として日本「医療関係大学」「医療機関」「診療」「医薬品」機能評価機構を設立する。


今の日本医療機能評価機構を医療関連全体の評価機構に格上げするのである。


一切の利権や権力の介入から保護された第三者機関として設立しガイドラインだけに留まらず、医科大学の評価から始まり、病院の評価、病院の連携の評価、医薬品の評価を行い全てを公表する。


医療関係者に限らず一般からの問い合わせも可能にし、客観的な調査データに基づいた回答をする。


最適とされる治療方法やそれが可能な医療機関そして医師まで。


さらに治療を行う医師へ患者の不安な気持ちや家族の思いを代弁し治療のガイドライン的フォローを行う。


そして日本「医療関係大学」「医療機関」「診療」「医薬品」機能評価機構は文科省や厚労省の関係部課へ問題提起、医薬品の使用停止命令、大学、病院、医師の告発を行える事にする。


ネット上ではあらゆる情報が雑多に飛び交っている。


患者やその家族は何を信じ何処に向かえば良いのか悩み、身近な医師に救いを求め、その医師を信じるしかないと半ば諦める。


日本「医療関係大学」「医療機関」「診療」「医薬品」機能評価機構が設立され機能すれば、患者や家族、医療関係者は迷わずそこから情報を得るだろう。


医科大学や大学附属病院、系列病院、専門性の高い医療センター等医療機関も今以上他の医療機関と連携を図り、治療成果は飛躍的に伸びると私は思う。