Newsweek
2017年8月1日の記事を今日たまたま見た。 「癌は細胞の先祖返り」新説は癌治療の常識を変えるか。

という見出し。

この内容に近い話を私はたまたま知人に先日していた。

理論物理学者のデービーズは数年掛けて癌に関して大胆な仮説に到達した。

癌は複雑な生命体が登場する以前へと進化のプロセスを逆戻りする現象なのではないかというもの。(Newsweek)

で私が知人に話したのは、

地球が誕生した後に形が形成される前の永久分裂細胞(アメーバ的な物)が非分裂細胞(分裂をしないか、分裂の回数が数回の物)を取り込む事によって分裂の制御を得た事で形を形成し進化の過程で植物や魚類、鳥類、哺乳類、そして人間となり、癌は前記の永久分裂細胞が何らかの理由で本来制御されているべきが制御不能になったものではないか。という話。

永久分裂細胞が非分裂細胞の遺伝子を取り込んだとすれば、何やら辻褄が合う気がして、と説明を続けた。

妊娠し、お腹の中で細胞分裂する過程でも何らかの障害が出たり、その時点で癌が発生することがある。

となれば細胞そのものに異常があると考えるのが普通だろうが、根本は人間となる前の遠い昔の時代にあるのでは。

いわば、癌にしろ、染色体異常にしろ突然変異や傷害によって起こるのでなく、元来形を形成するが為に備わってしまったものではないかという話だった。

癌は人間が細胞であるが為に発生してしまう物。

それは遠い昔、細胞が形を形成する過程で得てしまった物。

全ての細胞分裂が一定でない事が証拠で、癌細胞は永久分裂細胞その物が現れた現象。

もっと言えば、癌が増殖を続けるのは、他の細胞を取込み永久分裂を制御しようとしているのでは。

ただ、永久分裂細胞が非分裂細胞を取込み形を形成するまでの年数は人間が生きる年数の比ではない。

進化の過程を人間の体内で行っているような物。

と言う話を長々としたら知人は呆れていた。

ただこれをボーっと考えていると、癌って治る病気に変わる気がする。

ってのも馬鹿な素人の妄想ですな。