画像は港区ホームページより。
(仮称)港区子ども家庭総合支援支援センター。
港区南青山に建設を予定し物議を醸している。
反対している方々は何故南青山にと言い、
区側はあの土地しか無いような説明をしているようだが。
港区ホームページには、
「港区を含む特別区では、児童虐待など児童に関する問題の増加、重篤化に対し、区民に身近な区が地域と一体となり、未然防止から調査、援助、保護、施設等への措置、家庭復帰までを切れ目なく担っていくことを目指し、東京都に児童相談所の移管を求めてきました。」とある。
箱物(施設)を新たに建てれば問題の解決になるのか。
オシャレで高級な場所に箱物(施設)を新設し高額な維持費を注ぎ込む事で、子供たちは虐待や貧困から逃れる事が出来るのか。
箱物(施設)を新設する事に反対はしないが、
箱物(施設)を新設する事で港区が言う問題の解決にはならないと私は思う。
虐待の早期発見、介入、保護が施設新設で出来るようにな理由が何処にある。
子供の貧困が施設新設で救える理由が何処ある。
児童の抱えるあらゆる問題が施設新設で解決出来るのか。
大きな箱物(施設)新設で問題が解決するならいくらでも建てればいい。
建てれば建てるほど子供たちに対応する方々の予算は削減され、安価で雇われ少人数の対応になるのでは。
思うに施設は大きさではなく、数だと思う。
対応する方々をどれだけ多く増員出来るかも重要である。
箱物(施設)を新設する予算と維持費予算を数多く分散させ簡単に移設可能な小規模施設を数多く設置し人員を配置させ、速やかで手厚い対応を行えた方が子供たちにとっては良いように思う。
箱物(施設)が大きくオシャレな場所にあっても、中にいる人員、その上に立つ者、群がる者が子供たちの事を優先し行動していなければ糞の役にもたたない箱である。
TV等の放送を見ていると、反対する側も港区側も子供たちにの事を本気で考えていないと思えている。
空いた土地に箱物を建設する事で、利益を得る者、権力を得る者、保身が図れた者がいるのでは。
頭の良い役人であれば、南青山のあの土地を条件付きで民間に払下げ無償で港区子ども家庭総合支援支援センターを新設し、施設の維持費も無償か格安にするのでは。
南青山に施設を作るくらいであるのだから民間の商用施設との複合施設であっても何ら問題が無いはずである。場所自体がそうなのだから。
施設の必要条件と建設費、維持費を条件に民間企業に民間企業との複合施設としての建設と運営を任せれば、建設費と維持費は必要なくなる。
場所的に十分に利益を確保出来、施設維持費を算出出来る商用施設との複合運営が可能であるでしょう。
この方法を民間商用施設との複合施設を理由に否定するとなれば、南青山での施設新設も問題と判断される事となるでしょう。
周囲は高級商用地で囲まれているのですから。
必要で無くなったその費用を人員に回し増員し分散配置した移動可能小規模施設に配置する。
これくらいの事が出来なければ子供たちは救えないのでは。
何にしろ子供たちより、利益、権力、保身しか感じられないのは私だけだろうか。
