画像はフジテレビ「グッディー」より。

プリンセス駅伝。

岩谷産業飯田選手の転倒。そして四つん這いでのタスキリレー。

タスキを待つ選手の涙。

賛否はあるが私は涙が出る程感度した。

視点を変えて、岩谷産業経営陣側の想いを穿った形で見てみよう。

今回のプリンセス駅伝に初出場したチーム岩谷産業。

上位14位以内に入れれば11月開催のクィーンズ駅伝に参加できる。

岩谷産業経営陣としては、クィーンズ駅伝に出場し完走してくれれば宣伝効果もあり、駅伝チームの意義もある。

と考えるだろう。

ところが、今回クィーンズ駅伝以上の効果が得られた。

岩谷産業の選手がしかも19才のルーキーがあそこまでの姿を全国に見せつけてくれた。

ニュースやワイドショーでは大きく取り上げられ、岩谷産業の社名が選手名と同時に何度も伝えられた。

最下位まで転落した順位をその後の選手が挽回し21位までに。

この状況で月曜日の株価は上昇。

岩谷産業経営陣はこの状況を使わずにいるだろうか。

ここで駅伝チームに予算を注ぎ込み、CMにも駅伝チームを起用するくらいのことをしてもと考えないだろうか。

岩谷産業は何があってもタスキを繋ぐ精神を社員は持っている。

経営陣は問題を把握し止める能力を持っている。

今回のプリンセス駅伝において、岩谷産業駅伝チームが見せた姿勢は選手は何が何でもタスキを繋ぐ。

監督は選手の安全を考え止めようとする。

この姿勢が岩谷産業の姿勢だと。

岩谷産業経営陣がこんな風に考え、駅伝チームを激励し更に応援してくれることが、駅伝を見る楽しみが増える要因の一つになる気が私はしている。