画像は産経ニュースと毎日新聞より。
#栃木女児殺害事件。
弁護団の会見と判決内容を見て、違和感と疑問を強く感じた。
先ず、#判決。
東京高裁、藤井敏明裁判長は、
自白の根幹部分について信用性を認める一方、「殺害の場所や態様に関する自白は、客観的状況と矛盾する可能性が高い」とした。
又、同藤井裁判長は、
1審を破棄した上で「間接証拠などから、被告が殺害の犯人だと認められる」として、改めて無期懲役を言い渡した。[産経ニュース]
自白された場所と態様が客観的状況と矛盾する可能性が高いと言うことは、殺害場所、方法、遺体移動方法、遺棄方法、殺害理由までもが解明出来ていない事になる。
その上での間接証拠となると、その関節証拠の信憑性は疑わざる負えなくなる。
現に勝又拓哉被告は証言で、被害者を立たせたままの状態で何度も刺し殺害したと証言しているらしいが、不可能である。
殺害された児女は当時身長120センチ程度。
その児女を立たせたままの状態で何度も刺し続けるなど、何かで吊るさない限り無理である。
刃物での刺し方も、情報では殺害と言うより刃物で刺す事が目的の様な刺し方だったという。
被告のDNAは検出されていない事を考えても、藤井裁判長の説明では有罪とする理由にはならない。
殺害理由が犯人が犯人所有の刃物で人間を刺したかった。
女児を刃物で刺すことに興奮した。
殺害に使用した刃物はこの理由での殺害の場合今も犯人が所持している。
犯人にしてみれば、人体で試し斬りを行った刃物は極めて価値の高い物となっている。
とするならば理解出来るが、供述はそうなっていない。
稚拙で幼稚な者たちが想像で書いた作文に無理矢理合わせ供述させた事が透けて見える。
この状況で有罪とは。
弁護団
検察の主張、判決に対し不当との声は上げるが、その主張、判決を覆す決め手を持っていない。
弁護団が自ら調査し状況を覆すだけの能力を持っていないのではと疑ってしまう。
有名事件に弁護団として名を連ね有名にでもなりたいのかとも疑ってしまう。
この事件、女児は顔面は判別出来ない程殴打され、胸の辺りを十数回刺され、テープで拘束され、
全裸で遺棄されている。
何故か警察官のDNAを検出し、被告でも警察関係者でもないDNAも検出されている。
弁護団は、その画像、遺体検案書を上野正彦氏にでも再鑑定依頼したのだろうか。
捜査時、遺体検案時の不手際が故意でないと断定が出来かねる部分も感じられる状況と、遺体の状況から考えれば、再鑑定は極めて必要で、その再鑑定から新たな事実が出てくると弁護団は思っていないのだろうか。
中途半端な弁護団といい加減な警察、検察、裁判長。
彼らが殺人事件の裁判を行うことに違和感と疑問を感じつにはいられない。