画像はWikipediaより。
山口達也氏の報道で不思議に思う事がある。
捜査は警視庁捜査1課が行われたそうで。
報道等で山口達也氏は自身が出演するNHK の番組に、同じく出演する女子高生を自宅に呼び出し、強制的にワイセツ行為を行った。とされている。
酒も飲ませようとしたとかしないとか。
不思議に思うのは、この事件を捜査する際、警視庁捜査1課は何処まで事実関係を調べたのかということである。
自宅に女子高生を呼び出し強制的にワイセツ行為に至った。
女子高生の証言と山口達也氏の証言が一致した。だから送検した。
これでは二流どころか三流ドラマ以下である。
山口達也氏には黙秘する権利も告げられ、弁護士を立てる権利もある。否認も出来る。
その上で、山口達也氏と女子高生の関係を確実に確認しなければ強制ワイセツ行為の立証は困難なはずである。
となれば捜査段階で、少なくともジャニーズ事務所関係者とNHK当該番組関係者から、女子高生が番組に関わった時点から事件までの経緯と、山口達也氏が番組に関わってから事件までの経緯は確実に捜査するはずである。
当事者二人の関係性も確認しないまま一方の証言だけで強制ワイセツの判断には至らないであろうし、双方の証言の裏付けも必ず必要となるだろう。
黙秘も出来れば、否認をでき、弁護士を立て説明することも出来る状態にある山口達也氏を相手に適当な捜査をするはずがない。
でなければ送検しかも「厳重処分」の意見書まで付けられるはずがない。
と考えれば、NHK番組関係者もジャニーズ関係者も捜査段階、少なくとも送検前には事件の内容を詳しく理解していたのでは。
警視庁捜査1課にしてみれば、検察へ「厳重処分」の意見書を添えて送検出来ればそれで良し。
検察は示談と、被害者側から情状酌量の陳情でもあれば起訴猶予に出来る。
捜査段階で知ったジャニーズ関係者は示談交渉に乗り出せ、あわよくば送検を食い止められる。最低でも起訴を食い止められる。
NHKはギリギリまで待ち、送検と成ることが決まった時点でスクープとして報道する事で捜査1課とジャニーズ事務所から了承を得た上で放送する。
これなら、NHKのスクープ、ジャニーズ事務所の対応、山口達也氏がギリギリまでテレビに出演していた事の説明がつき、理解も出来る。
TOKIOのメンバーは知らせれれば今回の会見のような対応に走りかねない為、送検が確定するまでジャニーズ、NHK 、山口達也氏だけで収められていた。もしかしたら城島茂氏だけは知っていたかも知れないが。
対応を見る限り知らずはTOKIOのメンバー4人のみという風に見えてしまう。
書類送検報道から一連の言動を検証していくと、先に記載した内容でなければ理解出来ない点が多い気がしてならない。
今回の騒動は、事件発覚後に描かれた筋書き通りに事が演じられたのではと思うほど、不思議な出来事である。
