画像はWikipediaより。
アメリカのトランプ大統領がシリアへの軍事攻撃命令を下し、既にフランス、イギリスも加わり攻撃が行われていると報道がされた。
これで安倍晋三氏の無能媚売り外交が明らかになった。
今のアメリカとロシアの状況を考えれば、双方の大統領と何度も会談し関係を築き上げたと豪語している安倍晋三氏が間を取り持ちアメリカの軍事介入を躊躇させ、ロシアへアメリカへの歩み寄りを促せたはずである。
しかし、アメリカのトランプ大統領は自身の保身の為、シリアの攻撃に踏み切った。
そしてプーチン大統領はアメリカを牽制し続けて見せている。
理由はシリアのアサド政権による民間人への化学兵器使用とされているが、それだけだろうか。
ここからは私の想像で話を記載する。
トランプ大統領はいわゆるロシアゲート事件をなんとかしたかった。
ロシアのプーチン大統領もロシアゲート事件の捜査がトランプ大統領にまで及べばプーチン大統領自身とトランプ大統領との癒着が問いただされ、ロシア国民の感情に影響を及ぼし兼ねないと考えた。
そこで、シリアを使い双方の不仲を演出することに。
少し考えれば分かると思うが、アメリカがシリアを攻撃し万一シリアにあるロシア軍基地のロシア軍人に被害が出たら、ロシア国民のプライドはそれを絶対に許さない。
同様にシリアを擁護すると決めたプーチンの大統領は、通常であればロシアのプライドを持ってシリアを絶対的に擁護するだろう。
ロシアのプーチン大統領はロシアとロシア国民のプライドを守る為なら躊躇なく核のボタンを押すだろう。
アメリカのトランプ大統領がいくら変人であっても、プーチン大統領と対峙しロシアと戦争をするほど変人ではない。
となれば、今回のシリア攻撃には裏があり、アメリカとロシアの演出と考えても不思議ではない。
シリア攻撃の前に、起きた驚きの事件に北朝鮮とアメリカによる米朝首脳会談開催決定の話がある。
世間では韓国の文在寅大統領が仲介したと報道されているが、果たしてそうだろうか。
私はロシアのプーチン大統領が金正恩氏に忠告したのではと考えている。
北朝鮮の金正恩氏にしてみれば韓国や中国など怖がっていない。どちらかと言えば足元を見ている。
しかし、アメリカとロシアは別物で、特にロシアは怖がっている。
アメリカが何を言おうが、しようが、ロシアはプライドの為なら揺るがない。その事を金正恩氏は理解し、その壊さしを知っている。
そのロシアのプーチン大統領がアメリカとの首脳会談を金正恩に提案したとすれば、今回の金正恩氏の取った判断は理解出来る。何ら不思議でも、ビックリすることでもないの話となるのである。
ロシアにとっては、安い人件費の確保と、無駄な戦争への介入を回避でき、トランプ大統領へ貸しを作ることが出来る。
もし、金正恩氏の判断が急変した理由がロシアのプーチン大統領によるものであった場合、シリアへのアメリカによる攻撃も前記に書いたようにトランプ大統領とプーチン大統領の演出と考えても不思議ではない。と私は想像する。
そして私の想像通りだとしたら、安倍晋三氏の外交が無能で媚売りであったことが濃厚となり、今後日本は窮地に立たされる。
まず、シリアへのアメリカによる攻撃に賛同させられることで、ロシア、シリア他ロシア、シリアよりの国々との関係が悪化する可能性がある。
北方領土問題の解決などあり得ない話になってしまう。
アメリカへの追随でシリア攻撃への後方支援を強いられる。
結局鉄鋼、アルミの関税を引き上げられる。
北朝鮮への対応に際し、日本は茅の外となり、拉致問題解決の糸口さえつかめないことになる。
アメリカは北朝鮮の核放棄でロシアと合意していると考えるべきで、そこには拉致問題の解決など存在しない。
媚売りをせず、日本人のプライドを持って、日本国民の生命と財産の為に外交を行っていれば、少なくとも今の日本を取り巻く最悪の状況はあり得ないと私は思う。



