鉄道機関での人身事故に思う事

鉄道機関での人身事故に思う事。

駅構内や線路上で起こる人身事故。なぜ無くならないのだろう。

そこに列車が走り、何故か線路上に誰もが立ち入れるから。

危険、立ち入り禁止の看板でどこまで止める事が出来ると関係者は思っているのだろう。

車道上に人が入り、走行中の車に接触し死傷した場合、その多くの責任は車を運転していた者に負わされる。
しかし、鉄道機関での人身事故は、鉄道機関の所有する敷地での死傷事故となり、立ち入り制限された場所への不法侵入行為も有ることから、死傷した者の責任が問われてしまう。
ただ、今までどれだけの人が鉄道機関で死傷し、今までどれだけ、鉄道機関は死傷の為の場所を提供し続けた。

通常の企業であれば、自社所有の施設内で事故や自殺等で死傷問題が一度でも発生した場合、その場所と、その他全所有権施設の点検と、徹底した予防防止策が取られるだろう。

しかし鉄道機関はどうだろう。駅ホームは飛び込み放題。線路上へも入り放題。
鉄道機関は法で守られ、何人死傷しても責任なし。一般企業ではあり得ない事ではないだろうか。

鉄道機関はこれだけ人身死傷事故を経験すれば、どのような駅や線路上で事故が発生するか統計くらいは取れているのではないだろうか。もし取れていなければ、極めて企業として信頼できない企業と思わざる負えないが。

統計が取れ分析がなされていれば、対策もされると思うが。

結局法で守られ、権力に守られ、利益を優先するあまり、鉄道機関で死傷事故を起こした側に責任を押し付け、損害賠償まで請求しても何とも思わない体質なのだろう。

今後、鉄道機関の死傷事故対策を見続けて行かなければならない。