企業が個人を雇う。ここがパワハラ、モラハラの要因では。

雇用する。雇う。となると雇用契約書や就業規則等は企業主導となる。
結果、就業規則には雇用される者の立場より企業の方を優先し書かれていることが多い。

労組等団体がしっかりしている企業であればまだよいかも知れないが、そうでもないこともあるようで。

長年その企業にいるものにすれば、自身の立ち位置を確保するために、部下にパワハラやモラハラを行う者がいる。

私にも記憶がある。上司の

人員不足、売上不振、過剰なノルマ等企業から各部署のトップへ。

先頭を走り部下を引っ張る上司や責任は俺が取る的な上司ならよいが、

他人の成績は俺の成績。部下の失敗は許せない。会社に媚び、役員に媚びる。

部下の成功を妬み、邪魔をする。

立ち位置を守る為なら、怒鳴る、脅す、追い詰める、陰口を言う、責任を押し付け役員に報告をする。

こんなことを経営者は見て見ぬふり。
ともすれば、経営者がやっている。

これは企業が個人を雇う、雇用しているからでは。

厳しいかも知れないが、パワハラ、モラハラをなくすには企業と個人が個別に条件を出し、それに基づいた契約を結ぶ他ない。

そうすれば、企業は契約書に基づいた対応をし、個人は契約書に基づいた主張ができる。

契約書と違う対応をされた場合はそれに基づき双方とも訴訟もでき、対等な立場が確立できる。

雇われる側が最初に甘えた姿勢や、毅然とした対応を企業と役員と上司に見せつけていなければ、パワハラ、モラハラが発生する事があるだろう。

だいたい狙ってパワハラもモラハラも行われているはずだから。

企業そのものがパワハラ、モラハラの企業もあるのではようだけどね。