3月27日(木)(フィリピン21日目) 帰国!(前半)

今日は旅日記としては最後になります。長い間拙い日記を読んでいただきありがとうございました。

荷物をまとめ、おかちゃんと宿を出たのは8時過ぎ。

セブシティからマクタン島の空港へは大きく分けて二通りの行き方がある。

一つはジプニーを乗って、島につながる橋を渡っていくというもの。

橋は二本あるが、時間によっては渋滞して、時間がかかるという。

もう一つは、セブシティの港から、マクタン島にあるラプラプという町まで行き、そこから空港行きのジプニーに乗るというもの。渋滞は回避できるが、フェリーの頻度や混雑はどうなんだろうか?

僕は一昨日、空港からセブシティまで、後者の方できたので、こちらの方が楽そうだ。

桟橋近くまでジプニーで行き、歩いて桟橋へ。やや距離があったためか、荷物が重くなっているおかちゃんはしんどそうでした。
 フェリーも順著に出発。セブシティの町の様子を海上から見れるかと期待したが、雨が降り出してしまった。残念。

 ラプラプの港についたのは、9時半ごろ。まだ時間があるので、朝食を食べる。朝食にも豪勢にもドリンクをつけて、僕のは合計で65ペソ。

 大量にあまるフィリピンペソを米ドルに両替しようとして、ラプラプの町にある2軒の両替屋に行くが。。どちらも フィリピンペソへの両替しかできないと!!なぬーー、どうせっちゅうねん。
 しょうがない、最悪、日本にフィリピンペソを持ち帰っていもいいかもしれない。日本からはそう遠くない国、もう一度来てもいい国だ。

ジプニーに乗り、空港へ。


フィリピン航空のチェックイン カウンターで荷物を預ける。写真に写っている僕のバックパックは11.3kg。一方おかちゃんのはだいぶ重くて、20kgほど。


これが搭乗券。幾度となく受け取ってきたこの搭乗券。これを握ると、飛行機に乗る前のわくわく感がこみあげてくる。それも、今日を最後にしばらくはお預けか。

まだ搭乗予定時刻は12:15。まだ11時前で、十分時間がある。

ターミナルの店を見てみると、ドライマンゴーや,Tシャツ、そのほか、フィリピンらしいものが多く売られている。すると急に欲しくなってきた。てぶらで帰るのがもったいない。

 でも、この高い空港では買いたくない。

空港から歩いて行けるところに、まだ手頃な土産物屋があった。

もう、節約しても意味がない。最低でも、東京で会う予定の人、そして家族用に何かをもっていかないと。ドライマンゴー、キーホルダー、お菓子などを土産物用に買い込む。

 ふうー、そうだよな、買い物も一つの楽しみだよね。

なんかすがすがしい気分になってきた。これで、堂々と日本に帰れる。

汗をかいたので、冷たいドリンクでリフレッシュ。

やべ、もう11時半だ。そろそろ空港へ戻らないと。

イミグレーションでフィリピンの出国スタンプをもらい、待合室へ。

待合室は日本人だらけ。家族連れが多い。短期の休みでセブを訪れた人たちだろうか。

いよいよ、日本に帰るんだという実感がわいてくる。


フィリピン航空のセブ発、マニラ行き。やや搭乗が遅れたが、13時半ぐらいに無事出発。

機内では日本語の新聞があった。日付は昨日の3月26日。

核燃料税のお話、マレーシア航空墜落の話し、などに目を通す。

そしてお次は テレビ欄。4年前と変わらず続いている番組もあって、びっくり。笑っていいともはついに放送中止になるとか。


機内食。まあ満足。


機内の様子。


ワインを飲みながら、おかちゃんと。どちらもさわやかな笑顔じゃない?

旅の話しや、帰国後の話しをしているうちに、さっき飲んだワインの酔いが回ってきた。。うぇえー、気持ち悪い。

そして、昼寝。。


飛行機は無事、東京成田国際空港に到着。ついに帰ってきたぞ。



飛行機をおり、イミグレに向かう。当然、日本語の案内だらけ、もちろんその内容は分かる。これが日本だ、ついに帰って来たんだ。

イミグレもあっという間に通過。だが、その記念すべき入国印が非常に残念だ。


それがこれ。増補されたページの一番最後のページに押され、インクが飛び散っている。右側は裏カバーで、そちらにまで、インクがついている。帰国日なんて、判別できない。。

 がーんん、これはショックだった。記念すべき日なのに、もうちょっとちゃんと押してくれよ。いくら、僕のパスポートがスタンプでいっぱいだからと言っても、この日本の小さなスタンプを押すスペースは他にもいっぱいあったはずなのに。

 2010年1月19日に成田空港からシンガポールへ。そして、一度も帰国せずに、2014年3月27日の今日、僕は成田空港に戻ってきた。その間に訪れた国は110カ国。


荷物受け取り場。


このあとの税関審査も問題なく通過。


そして帰国祝いにおかちゃんと。旅の楽しみや苦しみをともにわかちあった仲間、そして友達。


残念ながら、僕らの迎えは誰もおらず。ちょっと寂しいが、日本にいる人たちは忙しんだ。

成田空港から今日の泊まるとこへの移動、そしてそこでのお話は後半編と続きます。外国の旅自体はここでひとまず終了ですが、今後は、日本での再会やその他もろもろについて書いていきますので、引き続きよろしくお願いします。