3月24日(月)(フィリピン18日目)
朝起きると、地面がぬれていた。そして空が雲で覆われている。
エリックと一緒にイギリス人のダニエルを見送る。ダニエルは今日、昨日話題のタネになっていた彼女とプエルトプリンセサで合流し、エルニドへ一緒に旅をするらしい。
一方、エリックと二人のドイツ人の懸念は。。
今日のスノーケリングツアー。彼らは昨日の時点で前金をそれぞれ、500、250、250ペソずつ払っていたのだ。ツアー代金は700ペソ。
さすがに天気が悪いと、海には行きたくないのはみな同じ。彼らはキャンセルして、前金をすべて取り戻せないかと話しあっている。
そうこうしているうちに、その肝心のツアーをする男がやってきた。後から分かったのだが、毎朝この宿にやってきた厚かましくツアーの勧誘をする男です。
ツアー主催側としては、もちろん返金などはしたくない。もう食料は買ったとか、しばらくしたら、天気はよくなるとか、そんなつまらない言いわけばっかりをする。キャンセルポリシーについては、昨日どちらも話しあっていなかったので、今頃話しても、双方は平行線をたどるのみだろう。
ちなみに僕はというと、この3人と同じツアーで行きたかったが、別に昨日のうちに支払う必要はなかったので、今日起きてから決めようと思っていた。でも、この天気なら当然行きたくはない。昨日支払いをしなくて正解だったと思った。エルニドで二回スノーケリングツアーに行っているので、ここでのスノーケリングにはそれほど積極的じゃなかったんだが、他にすることがなかったのだ。
結局彼ら3人の前金は返金されず、ツアーは中止。主催側としては仕事をせずにもうかってしまったことになる。ツーリストインフォに連れて行けば少しはこの事件を手伝ってくれたんだろうか?
二人のドイツ人の女の子は明日サバンに移動する。一方エリックはまだこのポートボートンでのんびりするようなので、ツアーは明日に延期するようだ。
そうこうしているうちに、10時。男の根拠のない発言は当たるはずもなく、雨は強くなる。
初めのうちはPCで日記をつけていたが、やがて充電が切れる。
電気は18時からだし、もうすることがない。
宿にいるイヌやネコと遊ぶ。
それも次第に飽きてきたころ、スタッフがトランプを持って来てくれた。
おお気が効くじゃん。
エリックもドイツ人も特にゲームの種類を提案しなかったので、僕が大富豪を教えることに。特殊カードが複雑だが、ルールをしっかりと覚えてくれて、ゲームにはまりだした。
そうこうしているうちに18時。
4人でBamboo というレストランで。
このあと、宿の人の誘いで、カラオケバーに行くことに。
まあ歌はうまくないけど、付き合いだし、ついて行くか。
僕以外全員歌った。エリックはあまり上手じゃなかったけど、人の事は言えない。
そんなことは気にせずに。いや、お酒が入れば、誰も気にしていないんじゃないかな。
僕は24時ぐらいに帰ったが、ドイツ人は3時ぐらいまで、エリックはもっと遅くまでそのカラオケバーにいたらしい。