リアルタイムではパラワン島のリゾート地 エルニドへやってきました。明日はきれいな海に浮かぶ島めぐりをしてきます。
3月12日(水)(フィリピン6日目)(バナウエ→サガダ移動、サガダ観光)
3月12日(水)(フィリピン6日目)(バナウエ→サガダ移動、サガダ観光)
今日は忙しい1日だった。
まずは、バナウエで8時半発のボントック行きのジプニーに乗る。乗客12人中、10人がツーリストという恐るべし割合。このルートはサガダへ行くためか、人気のようだ。
山道をぐねぐねと走る。ジプニーではいつものように、改造トラックの荷台に乗る。ロングシートで壁にもたれるため、カーブのたびに大きく揺さぶれる。けっこう気持ち悪いぞ。初めは旅の話しで盛り上がっていた車内だが、いつの間にか、みんな静かになって、うつぶせになっている。
ボントックの手前の棚田。ここは苗が植えられて少し育っているようで、青々しい。
ボントックに到着し、サガダ行きのジプニーに乗り換える。
まだまだ山道は続く。揺られ過ぎて、疲れてきた。
宿はここに。Isabelo's Inn 。二人部屋で500ペソ。木の優しいぬくもりに包まれたお宿です。
早速観光へ。サガダの有名なものは洞窟と吊るされた棺。
途中の道からはこのように棚田が見える。確かにきれいだけど、そろそろ十分見てきたかな。
40分ほど歩いて、スマギン洞窟に到着。だが一つ重大なトラブルが。
サガダの町の中のツーリストインフォで登録をして、そのレシートとガイドを連れてこなければいけなかったようだ。そうしないと入れないと言われた。
えっ せっかく洞窟まで来たのに。いまから町に戻って、登録をして、またここまで戻ってくる手間はかけたくない。
フィリピンでそこまで制度がしっかりしているとは僕もおかちゃんも思わなかった。
受付のおばさんい頼みこむ。なんとかしてくれ。
ではさっそく中へ。洞窟の入り口は大きく開いている。ガイドは懐中電灯とガスランプをもっている。
このスマギン洞窟は通り抜けができるようになっていて、僕らはスマギン洞窟と呼ばれる方から入った。反対側はルミアン洞窟と呼ばれ、アドバンストコースはそちらから入って通り抜けをするようだ。
この時点では、この先、どんな試練が待ち受けているかは知らなかった。
道は整備されておらず、無造作にある岩の上を歩いて行く。すべりやすく注意が必要。
一方、天井では無数のコウモリが飛び交っている。その下には大量の糞が。
ここは親子の像が向かい合っているように見えるという。
そして、洞窟の難易度は上がっていく。
ここは妊娠している女性のお腹。
チョコレートケーキ。
このような大きな段差も越えていく。水が流れているため、Tシャツもよく濡れる。
そして、この先が問題だ。
天井が本当に低い。そして足元には浅い水路が。
そのあとは、ロープにしがみついて、進んでいく。前を行く女の子たちが、写真をとりまくるため、なかなか進まない。
このあと、水から上がり、登りへ。どうやらもう引き返すようだ。
思ったよりずっと探検ものだった。腰までつかるとか、狭いところをはいつくばって進んでいくとか。
おかちゃんとも楽しかったねと語り合う。
来た道をもどる。そしてやっと外の明かりが見えてきた。
2時間ぐらいはあの洞窟の中にいたんだ。
16時半。
おかちゃんと来た道を歩いて戻る。
その入り口には、山のように積み上がった棺が。
そして注意書きが。
「棺を開けて、中身をとりだすようなことはするな」
んん、ってことは、中に何か入っているのか?
おおこれは人骨。遺体が入れられているんだ。
なんで、洞窟の入り口にこのように積み上げられているんだろうね?洞窟が死者への世界の入り口と考えられていたのだろうか?
疑問は解けないまま、さらに疑問が。
それはスゴン洞窟付近にあった。幹線道路からこのようによく見える。
ロッククライミングをしている人もいる。
両側に広がる崖を見上げながら、どこにあるんだろうね とおかちゃんと語り合う。
おかちゃんのスマフォにはグーグルマップとGPSが入っていて、ドラゴンレーダーのように宝のありかへと僕たちを導いてくれる。
厳密には吊るされてはいない。岩に杭が刺さっていて、それが棺を支えている。
でもなんでこんな埋葬方法をとるんだろうね?どんな人たちが入れられているのだろうか?疑問は湧いてきても、想像でしか答えを出せない。
もう辺りはかなり暗くなってきた。来た道を急いで引き返す。
今日は足早に洞窟と吊るされた棺を見たが、その内容には十分満足だ。
Sagadaの宿
Isabelo guest house ダブル 500ペソ
共同キッチンなし、WIFIあり、バストイレ共同。
ジプニーターミナルから200mほどのところにある。新しく、きれいで快適。サガダには同じ質で同じ値段の宿が多そうだ。