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3月10日(月)(フィリピン4日目)(バノウエ到着、棚田観光)
 マニラからの夜行バスはバノウエに5時半ごろ到着。あたりはまだ真っ暗。ツーリストを多数乗せたバスはバノウエのツーリストインフォ前に停まる。

 そこでしっかりと入村料のようなものを払わされた。20ペソ。まあ安い、このために起きているスタッフの人件費の方が高くないかと思ったり。

 棚田の中にあるBatadという村に泊まるか最後の最後まで悩んだけど、バノウエの宿にチェックインすることに。wanders guest house 。トイレシャワー共同の二人部屋で400ペソ。

 ちょっと休んで、7時半に起きる。


近所のベーカリーで軽く朝食。これで40ペソほどか。たったの100円。アメリカからフィリピンにやってきた僕には、このフィリピンの物価の安さが天国のようだ。

そして声をかけてきた人の車でBatad Saddle Pointまで乗せてもらう。

乗客は僕ら以外に6人。ドイツ3人、フランス1人、ポーランド1人、国籍不明1人。

フィリピンもけっこう外国人旅行者が多いんだなって感じた瞬間。

バノウエの村も周囲を棚田に囲まれている。道は丘の中腹をぐねぐねと進んでいく。カーブのたびに、眼下には、棚田の眺めが広がる。


途中のビューポイントで棚田を眺める。きれいだ。

バタドへは車道が通じていなくて、サドルポイントからは歩くしかない。

バタドの村までは1時間20分ほど。


途中で、谷をはさんで反対側に棚田が見える。

人と犬のガイドについていくうちに、バタドの村のビューポイントに到着。


水田に囲まれて、小さな集落がある。ここの人はやはり稲作に従事しているんだろう。他にアヒル、養鶏、バナナなどか。


村の入り口付近にあるこのRamon Lodgeに3人は今日泊まるようだ。

でも僕ら日本人は日帰り。よくある構図だね。欧米人は比較的ゆっくりしていて、村で泊まってそこでの滞在生活を楽しむ。一方日本人は最寄りの大きな町から日帰りで行くんだ。視覚的に見えるものにかかる時間を考えればそれで十分かという感じかな。


この地域ではこのような高床式の家がよくみられる。ねずみ返しらしきものもついている。軒下には洗濯物がぶらさがっていたりと生活感満載。

ちなみに、このRamon Lodgeではこの小屋も客室として扱われていた。でも、誰もここには泊まらず。メインのロッジの中にある部屋の方が安いからだそうだ。

ちょっと休憩をして、おかちゃんと二人でバタドの村へ棚田の間を縫っていく。

あっ それとまたまたガイド犬ね。人がくるたびに、犬は人についていくのか。


あぜ道の上を慎重に進んでいく。幅が結構狭いので、慎重に。でも、子供のときを思い出す。僕の集落のすぐ近くには水田が広がっていて、そのあぜ道をどこまでも進んだもんだ。

 ここがバタドの集落。

集落を通り抜けて、タピヤの滝へ向かう。

 
30分ほど歩いてやっと到着。なかなか、水量があり、迫力がある。

滝から戻り、もうバタドは満足してきた。

今度は村の中は通らず、上の方の棚田を通っていく。

そして、15時ごろにはサドルポイントへ戻った。

僕ら9人とガイド、ドライバーを乗せたヴァンでもう一つの遊歩道の方へ向かう。9人のうち、3人はあのバタドに泊まる、僕ら3人は同じ遊歩道で戻ってきた、残りの3人はNaggorという別の村を経由して、幹線道路まで戻るようだ。



 途中で道路工事をやっていて、かなり待たされた。そのとき通りかかったジプニー。

人と荷物でいっぱいだ。西や中部アフリカほどじゃないけどね(笑)


そのとき、Dalicanの村がはるか下に見える。ここも周囲を棚田に囲まれて、きれいだった。

 そしてやっと3人をピックアップし、バナウエの村に戻った。

夜行バス明けにハイキングをして疲れた。夕食を食堂でとったあと、もう21時には就寝。