リアルタイムではマニラ3日目。アジアの暑さと湿気、そしてカオスさを味わいつづも、今晩は棚田で知られるBanaueへ夜行バスで移動します。

3月6日(木)(サンフランシスコ→フィリピン移動の機内)
 アメリカ西海岸のサンフランシスコを5日の21:20に出発。

常に真下の地点のローカルタイムで考えると、3~4時間ぐらいで、日付が7日に変わったことだろう。

 まず始めに出てきた遅い夕食。メインは中華らしい味付け。アメリカでは食事代をかなりきりつめていただけに、これはうれしかった。メインは甘辛いソースがかかった魚のフライ。アテンダントに頼むと、もう一つもってきてくれました。


Philippine Airlines機内の様子。通路は二つあり、広々としている。座席はそれほど埋まってもいなかった。僕は窓側の席だったが、隣の席は空いており、快適だった。

お腹も膨れたことだし。。

まずは機内雑誌に目を通す。

キルビルの撮影に使われたとかいう六本木の料亭 権八 
フィリピンのEl Nido付近の素朴な島々とビーチ
日本の見どころ

などが紹介されていて興味深い。

フライトマップが気になる。

もう6日にはなっているが、まだ日付変更線は越えていない。日付変更線を東から西に越えると、一日時計を進めるから、7日になっちゃうんだ。

モニターはあったが、残念ながら、フライトマップが機能しない。もしかしたら日本上空を飛ぶのかとも思った。

そして映画を見る。

まず最初に見たのは セログラビティ

宇宙空間でハッブル宇宙望遠鏡の修理を行っているライアンとシャリフ。そのときに宇宙ゴミが来襲するというもの。無重力の宇宙で、つかまるものも、噴射するものももっていない宇宙飛行士がひたすら飛ばされるという恐ろしいシーンが描かれる。自力ではどうしても動けない、等速でどこまでも広がる宇宙空間ではなすすべがないことがよく描かれていた。そして、酸欠の恐怖。

 この映画は映画館でもやっており、見てみたいと思っていたのだが、それがちょうど機内で見れて、ラッキーだった。

二つ目は、恋人たちのパレード(water for elephants)。サーカスのアクトレスと獣医の恋物語と動物とのふれあいが描かれている。舞台はアメリカ西部。
まあまあだったかな。眠気がましてきたぞ。

機内は明かりが消され、お休みモードに。外はもちろん暗い。もう太平洋の日付変更線ぐらいまでは飛んできたのだろうか。

、、、、

ふと目が覚めて、次の映画を見る。

Metro Manila 

ルソン島北部の棚田が広がる村で農家をしていたオスカルとその妻。貧困にたえかねて、首都マニラに出て仕事を探す。そのマニラでの事件を描いている。
 これはちょうどいまから行くフィリピンの様子が描かれていて、いい予行演習になった。

美しい棚田
タガログの響き
マニラのカオスぶりと渋滞
そして犯罪と貧困

4つ目は、second earth
地球型惑星が見つかった夜。泥酔して車を運転していたローダは別の車に衝突。その車に乗っていたウィリアムは無事だったが、その奥さんと子供は死亡。ローダは未成年ということで、被害者のウィリアムへはその詳細を知らされなかった。更生生活を終え、日常の生活に戻ったローダだが、その罪の意識から、鬱な日々を送る。そんなとき、ウィリアムスに謝罪に行こうと思い立ったが、ウィリアムスを前にして、本音を言えず、無料のクリーニングサービスを提供する。そんなウィラムスとローダが絆を深めていくストーリー。
 二人の心情がよく描かれている。一方、空に月や太陽よりも大きく見えているもう一つの地球。これが随所に登場し、その回りで翻弄される二人。

ふうー、もう眠い。

次に目が覚めたときは、朝食が出されていた。外はずっと暗いまま。

もう7日になっているのかもしれない。

フィリピン航空は予定通りマニラの空港に到着。時刻は4時半。

荷物をピックアップ。この空港は日本の援助で作られたのか、日本らしき要素がある。

入国を問題なし。無事30日滞在のスタンプをもらえた。

さあ110カ国目、帰国前の最後の国だ。フィリピンを楽しむぞ。




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