今日も同日更新。これは習慣づけたいところ。布団の中で更新中。これが終われば、寝ます。

1月19日(日)(メキシコ再入国後46日目) サカテカス郊外の観光

二度寝して、結局起きたのは、9時。

ちょっと寝すぎたか。今日は郊外の見どころを2つ回る予定だったので、早めに起きたかったのに。

 こんなかんだで、僕の旅4周年記念日はあまりよくない日になるかと不安だった。

 まずは、遺跡のLa Quemadaへ行こう。

 旧バスターミナルでVilla Nueva行きのバスを待つ。次のバスは20分後発の10時半と言われたが、待ってもなかなか来ない。「いつ到着するの?」とたずねても、よくある 「アオリータ」だ。どこが、「今すぐに」だよ。知らないって言えばいいじゃん。

 結局出発したのは11時。

ケマダの遺跡への分岐路は荒野のど真ん中にあった。そこから
舗装された道路を2.5㎞ほど歩かないと行けない。




この入り口からはまだ500mぐらい歩かないと、チケット売り場にたどりつかない。


丘の上の遺跡が見えてきた。手前のサボテンとマッチして、素晴らしい眺めだ。

学生証を見せ、無料入場。


まず最初に見えてきたのは、この柱の間。柱で屋根をささえていたらしい。その屋根は火事で焼けおちたらしいのだが、その一部が地面から見つかったらしい。そして、その質量数14の炭素の放射性年代測定から、その年は紀元500~700年ぐらいと言われている。この遺跡の名前は La Quemada つまり、「焼けたところ」という意味。ここが滅ぶ原因だった火事がその遺跡の名前につけられたのか。なんか皮肉だ。
 柱の間から丘の斜面をちょっとずつ上がっていく。

球戯場を通りすぎ、急なピラミッドが見えてきた。



そこから見上げた遺跡の眺めは最高だ。高く積み上げられた壁が、どこか要塞のようなたたずまいを見せる。


階段を上り、見下ろす。右側にはやはり急な斜面、そして奥に居住空間、さらに下に、先ほどのピラミッドと球戯場。

人骨が見つかったという窪地がある。その人骨がのびたように変形していたことから、吊るされた可能性が高いという。つまり、ここでも、人が儀式で生贄にされていたのであろうか?


ここは、特に説明がなく、分からなかった。何かの広場のようにも見える。

これまでに訪れたアステカやマヤの遺跡と比べると、修復の具合が少しいい加減で、石がかなり散乱している。その分、より遺跡らしさを感じて、ここは歩いて気持ちよかった。


 さらに、石が散乱する小道を上がっていくと、丘の頂上付近にきた。尾根を伝って、となりの丘のほうまで道が伸びている。そして何やら小さな石の廃墟が見える。


 もう、行っても、何もなさそうだったので、僕はここで引き返した。

駐車場に戻る。またあの2.5㎞の道のりを歩いて、さらに、Malpasoまでバスで戻り、次の目的地Jerez行きのバスに乗り換えるという作業がとても面倒に思えてきた。もう時刻は14時だ。
 ヒッチハイクをしようとしたが、駐車場には6台ほどしか止まっていない。
どの車も、持ち主が遺跡を見学中らしく、すぐには発車しない。

結局また歩いて分岐路まで帰った。そしてバスに乗り、Malpasoまで戻る。
そこでバスを待っていたのだが、ちょうど一台の車が通りかかり、僕が手を上げると、停まってくれた。運よくへレス行き!!ヒッチハイク成功。


日曜日はヘレスで市場が開かれる日のようだ。このように人でごった返す。ざっと見て回ったが、特に目ぼしいものはなかった。

 市場で食べたスナック。辛いチリソースがかかったフライ。メキシコらしい食べ物。


 そのあと、中心の広場に行く。


うろうろしていると、馬に乗る人、そして馬具を売る店が多いことに気付いた。どうやら、へレスはグアダラハラ同様、馬に乗る競技が有名らしいのだ。

そしてバスに乗り、サカテカスに戻った。


モルドバのグループ O zone 。恋のマイアヒ。ルーマニア語の歌です。ヨーロッパのバーではよくこの歌が流れていました。




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