リアルタイムではメキシコシティの日本人宿ペンションアミーゴです。共同スペースでのんびりと談話中です。
6時半起床。僕以外のドミの人はまだ寝ている。
ああっ、ここはミトラ行きじゃなくて、モンテアルバン行きのシャトルバスが出るとこだ。昨日、ここからシャトルバスに乗って、モンテアルバンに行ったんだから。
大通りに戻ったところで、ミトラ行きの乗り合いタクシーを見つけた。
まだ朝の9時。
ピックアップのトラックがあったが、人が誰も集まっていない
12月21日(土)(メキシコ再入国後17日目)(オアハカ周辺観光)
6時半起床。僕以外のドミの人はまだ寝ている。
今日はオアハカ郊外をナオさんと一緒に回る予定だ。
ミトラの遺跡とアグアエルイエルベ。
一方、しょーへいくんは今日ツアーで、上の二つのトゥーレの木、そして土産物屋に連れて行かれるようだ。
僕らは興味のあるところだけに行きたかったので、個人で行くことを選んだ。さあ、はたしてうまく回れるだろうか。
7時にナオさんと宿を出た。
二等バスターミナルに行ったが、ミトラ行きのバスがなかなか来ない。今日は土曜日なので、本数が減っているのだろうか?
8時になっても来ない。バスターミナルのスタッフは いつものように アオリータ(=今すぐ)と言っているが、そんなのはウソだ。
見切りをつけて、大通りにもどった。そこで、どこかミトラ遺跡行きのミニバスがないかをきく。一つ、答えてくれた人がいた。その場所に向かうと、そこは、ホテル リベラ デル アンヘル。
ああっ、ここはミトラ行きじゃなくて、モンテアルバン行きのシャトルバスが出るとこだ。昨日、ここからシャトルバスに乗って、モンテアルバンに行ったんだから。
大通りに戻ったところで、ミトラ行きの乗り合いタクシーを見つけた。
ミトラまで一人25ペソ。
ふうー、とりあえず、ミトラまでの移動はこれでオッケーだ。
慣れない都市だと、このように、ミニバスの乗り場がなかなか見つからなかったり、そもそも持っていた情報が古くて、乗り場が変わっていたり。よくあることなんだけどね。
乗り合いタクシーは、オアハカ郊外の乾いた大地の中を走っていく。遠くには丘があり、ごつごつした岩の斜面にはサボテンがまばらに生えている。
異国の地だなぁ と強く感じる瞬間の一つだ。
後ろに3人、助手席に2人乗っている。幹線道路を走っていく。樹種席には一人しか乗せないと思って、女性のナオさんにそっちに座ってもらったんだが、失敗だったか。かなり窮屈そうだ。
ミトラの村に到着。今日見たいものはこの村にあるミトラの遺跡。そして、あぐアエルイエルベ。後者には、この村から出ているというピックアップに乗らないと行けない。不便な方に先に行ってしまいたいところだが。。
まだ朝の9時。
ピックアップのトラックがあったが、人が誰も集まっていない
ということで、先にミトラの遺跡へ。
ミトラの遺跡はモンテアルバンと比べるとかなり小規模だ。
ガイドなしだと説明不足で、分かりにくい。
ガイド付きでまわっているグループがいたので、図々しく盗み聞きをする。
再現された宮殿と思われる建物。この3つの入り口もこの遺跡の特徴らしい。もともとは朱色に塗られていたようで、左側には再現された色の壁がある。
中に入ると石柱のホール。
その奥には、広場とそれを囲むように、部屋が並んでいた。
遺跡の敷地内にはサボテンが生えていました。
遺跡見学を終え、トラック乗り場に戻ると、、
何といい具合に人が集まっていました。そしてすぐに出発。アグアエルイエルベまで一人40ペソ。
さっきまでいたミトラの村ははるか遠くに。
そしてアグアエルイエルベに到着。
遠くから眺めたこのプール。斜面を水が流れて、白くなっている。
これ!!
正面から見ると、こう。やはり迫力がある。
いやー、満足でした。ナオさんも僕もかなり暑さでまいったけど、来た甲斐がありました。
駐車場に戻ったのは15時ごろ。無難に行くには、ピックアップでミトラまで戻る。でも、まだメンバーがぜんぜん揃っておらず、すぐに出発しそうにはない。
ナオさんと話す。
「ねえねえ、ヒッチハイクしようよ?」
「えっ ほんとに?」
「うん、ここ観光地だし、駐車場から出る車に話しかければ、簡単に乗せてもらえそうじゃない?」
「よし」
男の僕は後ろに下がって、駐車場から動き出したばかりの軽トラックにナオさんがゆっくり近づいて行く。
スペイン語が話せないナオさんだが、そんなのはここではどうでもいい。行きたい意思を伝えるんだ。
すると、意外にもオーケー。
僕ら二人は軽トラの荷台に乗る。
舗装された道で山を降りていく。
日差しが暑い。そして当たり前だが、風が強い。
周囲には岩山が広がる。遠ざかる道路や山道を見ながら、ナオさんと語る。
「ねぇ これが旅って感じがしない」
「するする」
最初のうちはよかったものの、次第にボディの熱が伝わってきて、暑い。
そして乗ってから分かったことだが、なんとオアハカ行きの車だった。僕らは幹線道路でも荷台に乗ったまま、一気にオアハカに帰ったのだ。
乗せてくれたメキシコ人家族に感謝。
宿に戻る。ショーヘイくんや、マルさんと再会し、今日の話しをする。
ナオさんの希望で何かオアハカの名物を食べに行くことになった。チーズを使った煮込み料理やモーレソースを使った肉料理などがあるようだ。
ガイドブックを頼りに一件目に行ったのは ラビズナガというレストラン。ここは高級感が漂っていて、とても貧乏バックパッカーたちが入れるところではなかった。それに予約でいっぱいで、待ちリスト8番目だったしね。
その後も夕方のオアハカの旧市街を歩き回って探すが、なかなかいいのが見つからない。
おいしかったです。でもオアハカって海に面していないから、ここで魚介を食べるのってなんか変だよね。
レストランは夜9時に閉まるらしく、まだ食べている僕らをよそ眼に、シャッターを閉め始める。ちょっとせかれた感じで、急いで食べる。
宿に戻り連絡先を交換して、就寝。
明日はナオさん以外、オアハカを旅立ってしまう。
出合っては、すぐに別れがくる。これも旅の宿命。
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