南極クルーズ3日目 (2月1日)
スケジュールは前日に張り出される。
レクチャーではIAATO、ゾディアック(上陸時に乗り換える小型ゴムボート)、ペンギン学など。気持ち悪かったが、気力でがんばって聞いた。
IAATOは南極条約で各国に義務づけられている規則のことだった。食糧をもちこんではいけないとか、許可なしに南極のものを持ち帰ってはいけないとか。
ゾディアックは明日からの上陸時に使う小型のゴムボートのことで、その乗り方とか。
明日はいよいよ島に上陸するんだ。期待が高まる。
わくわく。
ペンギン学は南極で見られるペンギンの種類やその生態の紹介。ペンギンの糞が飛び出る写真が何度もでてきてプレゼンターが 「ペンギンパワー」と呼んで、みんなを笑わせていた。
なおエクスペディション号はオープンブリッジ制度をとっていて、乗客の誰でも操縦室に入ることができる。乗船時には荷物検査もなかったので、ハイジャッカーでも凶器をもって入ることができてしまう。大丈夫なのか!?
大海原の中にもちらほらと氷山が見えるようになってきた。南極が近づいているんだ。
夕食の前には船長の紹介があった。アルゼンチン人のグスタボさん!!この写真ではわかりにくいけど、ステージの一番左の人。
話し方がめちゃジェントル。シャンペンで乾杯だったけど、一口すすっただけであとは水を飲んでいました。
夕食は昨日と同じメンバーとテーブルに着く。昨日僕が残した魚はちゃんと彼らが食べてくれたらしい。ほんと タフだねー、みなさん。今日は何とか完食。やはり食べれるってうれしいことだね。そして昨日よりは彼らの会話も耳に入ってきた。