南極クルーズ1日目 （2013年1月30日）
ついに南極クルーズ出発の日だ。ウシュアイアにきたのが1月13日。今日まで待った日々が長かったようで、短かった。
同じ日だが、別の船で出港するサイトーさんを見送る。サイトーさんは有名なQuark Expeditions という旅行会社の船で出発する。ちなみに僕のはG adventures というあまり知られていない会社。
そしてウシュアイアの港まで見送りにきてくれたユウコさんとお別れ。
この二人やほかの日本人とのウシュアイアでの日々は楽しかった。また会いたい旅の仲間たちだ。
僕の船MS Expeditions
船に入るとスタッフたちが笑顔で迎えてくれた。そしてフィリピン人らしきクルーは僕のテントをかついで部屋まで案内してくれた。これから9日間をともにするスタッフたち。期待がもてる。
港の様子。南極に上陸する船はシーズン中は毎日2籍ずつ出ているようだ。どの船も朝8時ごろに乗客を降ろして、同じ日の夕方に次の乗客を乗せて、出港しているもよう。そのほかに、上陸はしないが、南極を見に行くもっと大きな船がときどき停まっている。
ウシュアイアの街並み。
船内のディスカバリーラウンジで簡単な説明があったあと、最初にみんなでしたこととは。。
なんと、緊急時の避難方法。この救命艇に乗りこんで逃げるようだ。そうならないことを祈るばかり。タイタニックの映画が思い出される。
そしてスタッフの案内があった。掃除、料理関係はフィリピン人スタッフ、航海はアルゼンチンやチリ人、そして、海洋動物や氷河、ホテルマネジメントあたりはもうさまざまな国から。アメリカ、オーストラリア、ドイツ、カナダ、ブラジル、、、。スタッフは合計で30人ほど。
そして乗客は120人ほど。この150人で、今日からの10日間を同じ船でともにする。
ちなみに僕の部屋にはベッドが3つあるが、客は二人だけ。オーストラリア人のブレットと部屋をシェアすることになった。よろしく！！
夕食はコース料理。こんな高級感ある料理を食べるのは、今回の旅で初めてかもしれない。
まずは貝のサラダ
そしてスープ
メインは魚を選んだ。ちなみにかなり自由が利くようで、肉と魚の両方をとることもできたようだ。飛行機の中で食事のときにアテンダントに "Fish or Meat ?" ときかれ、両方ほしいと言うようなものだろうか？言おうと思ったのに、気が引けて、まだ言っていない。
よし、次こそは勇気を出して、、、。
デザート。このプリンはいまいちだったな。
船に乗せる物資の到着が遅れたため、出港したのは2時間遅れの20時ごろ。
船のデッキ後方部に立ちながら暗くなるビーグル水道をながめる。右側にはアルゼンチン領のフエゴ島。そして左側にはチリ領のナバリノ島が見える。
遠ざかるウシュアイアの町。このExpedition 号はリベリア船籍なため、リベリアの国旗がはためいていました。リベリア人スタッフなどはいなかったけどね。