リアルタイムではバルデス半島の見学をし、明日バスでウシュアイアへ向かうところです。南極へのクルージングツアーに参加できるんといいのですが。



さてマレアレアでのホーストレッキングについてです。



レソトの首都マセルからミニバスで2時間半でマレアレアに到着。ここの村へたどり着くときに通過する峠には 楽園の入り口 と書かれているが、それにふさわしく、周囲には山、畑、谷、放牧地が広がっている。





 その田舎っぷりっとは対照的に宿の Malealea Lodge はツーリスティックな感じ。バー、土産物屋、ビリヤード台、共同キッチン、キャンプ場など幅開くそろっている。残念ながらインターネットはありません。



 そして定番のホーストレッキングをしました。コースがいくつか設定されているが、ブッシュマンの壁画と滝を見に行く6時間のコースを選択。3人以上なら一人220ランド(=2200円)



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 5頭5人のグループで出発。メンバーは僕、ドイツ人の夫婦、レバノン系アメリカ人のムハンマッド、そしてレソト人のガイド。





 

こんな感じで畑の中の小道を進んでいきます。



 僕は初めて馬に乗りましたが、手綱で馬をコントロールするのは難しくはありませんでした。といっても、左の手綱を引けば、左へ、右を引けば右へ、両方同時に引けばストップ、緩めれば進め、この4つしか必要ありませんでした。



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 谷に到着。ここで馬を降り、谷へ足で降りて行きます。するといくつかの岩に壁画が。狩りの風景や動物などが描かれていました。


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 なかなか素晴らしい眺めの谷です。



谷から戻り、また馬に乗り、滝へ向かいます。ここからの道は、川を渡り、足場の悪い狭い道を通り、茂みの中を進み、、。そんなとこでも馬だったらへっちゃら。馬のありがたみを感じました。


徒歩だったらかなり大変な道だったでしょう。


 それにしても、このトレッキング用にこきつかわれる馬。毎日人を乗せて何キロも歩く。人を運んでいるときにでも草を食べたり、川があれば水を飲んだりするんです。疲れて足取りが重くなったり、どうしても行きたい方向に進んでくれないときは、ガイドが鞭でたたいたりしていました。ちょっとかわいそうでしたが、これが人間のすることなんですよね。馬は喜んで人を乗せているのでしょうか?










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 この滝に到着。滝壺では村のこどもたちが楽器を弾き、曲に合わせてダンスしている。質素な楽器は手作り感であふれていました。こんな小さな子供たちでも、ちゃんと稼ぐ方法を思いついて、それを実行しているんですね。


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 午後には夕立が多いレソトでしたが、この日は幸いにも雨が降らずに済みました。前日、翌日は雨が降ったのですが、僕は運がよかったのでしょうか。


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 僕と6時間ほどお付き合いした馬。可愛かったです。名前はなんだったかなー。トレッキングのあとの馬へのご褒美は干し草のみでした。



レソト編、終了です。再度 南アフリカに入国します。