台風一過の快晴なので月が一段と輝いています。

一日遅れのお月見を楽しんでいます。

「山の端に不知夜歴(いさよふ)月を出でむかと待ちつつ居(を)るに夜そふけにける」(万葉集巻7/1071)

山末尓 不知夜歴月乎 将出香登 待乍居尓 夜曽降家類 を訓読したものです。

と詠われたように、元々は、いさよふだったものが、一日遅れの月の出で、月の出が遅れる=停滞=いざよふ、から、いざよいに変わったとも言われています。秋の夜長は、月を見て、万葉集を詠み、十六夜日記にも触れるのがいいかもわかりませんね!